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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿で生きる自由

アダルトチルドレン   2022/10/13 (木)  9:42 AM

段々と秋らしくなって来ました。お花屋さんでは店先にパンジーとかシクラメンが出回っていて、「秋だな~」って事を感じさせてくれます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復されるお姿を拝見すると、いかに「本来の姿」が歪められていたのだな~って事を感じさせられます。

 

「ほ~!」って感じの驚きを感じます。非常に興味深く感じるのです。

心から求めている広い世界を生き、ワクワクドキドキの冒険の世界を生きる姿。

 

どうして本来の美しい姿を歪められるか?

 

それは上の世代の人達との関係の中で、トラウマにまつわるネガティブな執着を植えつけられたり、また上の世代の人達の苦しみを背負ってしまっている影響があるのかも知れません。

 

心って目に見えないけれど確かのそこにある感覚で、「本来の姿」に影響を及ぼしているのですよね。

 

機能不全家族の中で生きぬき、葛藤が渦巻く家族の中でサバイブする時、このような事が起こってくるのです。

 

例えば、親からの理不尽な形での虐待が起こっていた。また全く理解されず、ただただその状況を耐えて我慢するしかなかった。また上の世代との境界線がない家族関係の中、親精神的ケアを請け負わされていた。

 

そのような状況の場合、理解されない恨みや怒り、執着、そして親の精神的重荷を背負わされてしまうかも知れません。

 

そうするとどういう事が起こるのか?

 

本来の私の姿というものがあるのだけれど、執着などを植え付けられることによって、その姿が歪められてしまうのですよね。

 

ある人は怒りの感覚が頭から離れない。またある人は親の苦しみや不安定さを引き受けて、それがベースで日常生活や人生が回ってしまう。そしてその姿が本来の自分だって信じてしまっている。

 

だけれども違うのですよね。その執着や苦しみから解放されて行くと、自然と美しい本来の姿が浮き彫りになってくるのですよね。

 

”私”が心から楽しい事を求め、そして日常生活がそれをベースに回って行く。そして生きるステージが変わり、人生の可能性が広がって行くのですよね。

 

本来の”私”の姿は非常に美しいのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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