Home > スタッフブログ新着一覧 > 等身大の”私”の姿

アダルトチルドレン

等身大の”私”の姿

アダルトチルドレン   2022/09/16 (金)  12:34 PM

横浜はとっても爽やかな感じであります。カラッとした秋の空~!って感じですね。

 

夏野菜も整理が終わり、次はそら豆の種を蒔こうと思っております。毎年恒例のそら豆であります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの回復のステップは非常に個性的であるな~って事を実感します。まさしく「世界に一つだけの花」だなって事を実感します。

 

アダルトチルドレンからの回復で、人間関係の側面は結構重要だなと感じております。人との距離感、そして安全な人間関係とそうでない人間関係との塩梅。非常に重要なポイントだなって感じます。人間関係と自由というのは、切っても切れない部分だと感じます。

 

昔、昔、私自身「自分の考えている事は間違っていて、周りは正しくて凄い」って信じていた頃がありました。だから周りのいう事を一生懸命に理解しようとして必死だった事がありました。

 

だけれども、ある日一生懸命に理解しようと相手の言葉を追っていましたが、理解不能だなって思ったのでした。「あれ?なんで一生懸命に理解しようとしているのに」って思ったのでした。

 

今だから思うのですが人間関係ってバランスが大事なのだなと、わかったのでした。自分と相手との「差」がありすぎると、そうすると相手の事が理解出来ないとなってしまう場合もあるのかも知れないと思うのでした。

 

回復の過程の中、私の中にある強い自己卑下とコンプレックスが修正されて、次第に自分の立ち位置というものがわかってくるようになりました。母と同一化して、母の属性を自分の中に取り入れ、「自分って無知で全く能力ないんです」って演じている側面がありました。過剰に自分を卑下する側面がそれまでのあったのでした。

 

それを手放してくるにつれて、程よい等身大の自分の立ち位置と、周りの立ち位置がクリアに見え、それと同時に楽な距離感がつかめるようになったきた感じがあります。

 

相手がどんなボールを投げてこようととも、必要以上に自分を卑下したり、間違っていると思わなくなり、相手の状態が見えるようになってきたように思います。

 

アダルトチルドレンからの回復では、「本来の私」が浮き彫りになってくる部分があるかと思います。つまり「自分軸」が作られ育っていく。だからこそ、それまで「周りの人達は正しくて自分は間違っている」というパターンから離れ、周囲の環境や周りが見えてくるのだと思うのです。

 

ご自分の中にあるものを大切にしながら、”私”の感覚を軸に周囲を見渡した時、ご自分が楽な立ち位置と人間関係の距離感が自然と取れるようになるのです。

 

「そのままの私でOK~!」っていう、自然体の”私”の姿が見えてくるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=5084

ページトップへ戻る