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HSP

パワフルな”私”を生きる

HSP   2022/09/04 (日)  1:19 PM

だいぶ秋らしくなって来ました。家の近くの公園ではトンボ達がのびのびと飛んでいて、「秋だな~!」って感じの季節になりました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常にたくましく「ほ~!」って感じながら、人の可能性についてつくづく実感することがあります。

 

「お見事だな~」って思うのでした。

 

幼少期のトラウマの問題とHSP傾向について、非常にリンクする部分があるなと実感することがあります。

 

ご自分を取り巻く人間関係や環境に対し、繊細でセンシティブな感覚をお持ちでいらっしゃる。だけれどもその繊細さ故に、周りの環境や良からぬ人達からの影響も強く受けてしまうという場合があるかもしれません。

 

本来は色々なセンスや才能や力をお持ちでいらっしゃる。だけれども繊細さ故に、非常に疲弊してしまい「本来ある力」を使って伸び伸び生きるということが難しくなってしまうのです。

 

どちらかというとあまり能力がないけれど、鈍感力のある人の方が、様々な環境や人間関係で重宝がられいる事もお話の中で良くお伺いさせて頂く事があります。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、非常に様々な事柄について繊細、警戒心が強くなってしまうということは、実はよくあることです。

 

トラウマによって、トラウマとは異なる刺激に対しても反応してしまい、警戒心が強くなってしまう。心が反応して疲弊してしまうのです。

 

幼少期のトラウマの問題は、今現在そのトラウマの問題は過去の事として過ぎ去っているけれど、その脳にその恐怖が残ってしまうために警戒心や不安や恐怖として反応してしまうという事です。

 

多くのHSP傾向のある方々とお会いして来ました。幼少期のトラウマやネグレクトなど問題やアダルトチルドレンの問題を抱えていらっしゃる方々が多くいらっしゃいます。

 

それらの問題から解放されるにつれて、次第に不安や恐れ、繊細さが影を潜めて来る感じになります。そしてその方の本質が浮き彫りになって来ます。

 

「自分は不安が強くて、周りの目を気にしてしまうのです」とおっしゃっておられる方が、セラピストの私からみると「いやいや~!周りがビビるほど腹が座っているお方ですよ~!」ってなっていかれる。

 

そしていい意味でご自分中心の「楽チンな世界」を生きていかれるのです。非常にパワフルに元気になっていかれれます。

 

そしてご自分が求めていた、だけれども手が届かなかった次のステップへと進んでいかれます。

 

そんな逞しい本来の姿を拝見する時、セラピストとして「痛快だ~!」って思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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