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アダルトチルドレン

安心感のある人間関係を構築して行く

アダルトチルドレン   2022/08/12 (金)  7:30 AM

向日葵の花がそろそろ開花する感じであります。この向日葵はいっぱい花が咲く向日葵で面白い感じです。これからが楽しみですね。

 

日々、様々な回復される姿を拝見しています。人が変わる姿を拝見しているのは、非常に興味深くワクワクする感じがあります。

 

その中からアダルトチルドレンからの回復のヒントを頂く感じがあります。

 

アダルトチルドレンの問題として対人関係の問題があるかと思います。人との関係で無理をしてしまったり、人が怖い、人に対する不信感を抱えているという事は良くある事だなと感じております。

 

ある意味それは機能不全家族の中で、安心出来る人間関係を構築して来れなかったので当然の事かも知れないなって思います。

 

親と子の信頼関係を構築して行く事で、安心を実感し、そして「私は私である」という自信が育って行くのですよね。そしてその自信がある事で、家の外の世界でも人を信頼して行く事ができるのだと思うのです。

 

アダルトチルドレンの方々の人間関係を振り返っていますと、信用してはいけない人との関係で傷ついているということが多くあるように思います。どちらかというと、良からぬ人間関係や環境の中にいて、その関係に取り囲まれてしまっている場合もあります。

 

その状況では、更に「人に対する不信感」を感じてしまうのは当然だなと感じます。信じられない人間関係では、人を信頼するという事は逆に難しいのですよね。

 

その関係性は親と子のトラウマの再演をしている場合が多くあるように思います。信頼できない、傷ついてしまう人間関係を同じように繰り返してしまう。そんな事が今現在の人間関係で起こっている場合もあるように感じます。

 

回復と共に、段々と”私”の感覚が育ってくるのですよね。「この方は一緒にいて安心出来るな」とか、「この人は一緒にいると否定されて自分が苦しくなってしまうな」とかっていう大切な”私”を軸とした人間模様が浮き彫りになってくるのです。

 

すると自然と信頼できる人間関係を大切にして行く事ができるようになるのですよね。人との絆と信頼を深く感じることができる。

 

だから次第に回復とともに人に対する恐怖や不安という問題は解決して行くのですよね。

 

「なるほどな~」って感じます。

 

信頼して安心出来る人との人間関係を大切にして行くステップを踏んで行く。すると”私”を取り巻く人間関係は安心の世界となって行くのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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