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アダルトチルドレン

本来の”私”が眺める世界

アダルトチルドレン   2022/08/05 (金)  10:21 AM

ちょっと何だか涼しい感じがありますね。毎朝、野菜達の様子を眺めています。何だか野菜達は待ってくれず、次から次へと「収穫せねば!」って感じの状況です。

 

今年はゴーヤが物凄く出来ており、多分20本ぐらい収穫しています。「食べ切れないな・・・」って感じであります。しかしこれだけ元気になってくれると気持ちいいですね。

 

日々、様々なクライアントさんの回復される姿を拝見しています。ちょっとずつちょっとずつ、その変化が非常に興味深く感じます。

 

ご自分の感覚を取り戻し、少しずつ少しずつご自分が楽な選択をして行かれるのだなと感じます。

 

様々なアダルトチルドレンの方々の回復される姿を拝見してきました。その回復される姿というのは、私自身非常に「いや~! この方の本質ってこの姿だったのね」と鳥肌が立つことも正直あります。

 

そして先輩の背中を眺めるような、何とも言えない気持ちになることもあります。

 

それだけ「本来の姿」というのは、無敵で美しいのだと思うのです。本来のご自分に戻っていく。それが回復の姿なのかも知れません。

 

「本来の姿」に戻るという事は、様々なそれまでの入れられてしまったノイズから解放されて「無」の状態になる事だなって思います。その「無」の状態になると、本来の私に戻って、そこから眺める”私”を取り巻く世界、そして人間関係を眺めたとき、改めて「私を生きる」という事を自由に楽しく思えるように感じます。

 

だからこそ「本来の私」の姿に戻って行かれる方々の回復される姿は、何とも無敵でしなやかなのだなって思うのです。そして非常に美しい。どんな状況にいても、静かな自信と落ち着きがある。

 

そんな無敵な姿になって行かれるのです。

 

機能不全家族の中で生き、そしてアダルトチルドレンとして大人になってこられますと、その本来の「無」の無敵な状態に、様々なノイズが入れられてしまうように思います。

 

それは生きていく上での不安や恐怖だったり、ご自分に対するネガティブな感覚であったりなど様々であります。でもそれは「幻想」なのですよね。

 

そんなものが「幻想」であるという事が、幼少期のトラウマからの回復と共に次第に見えてくるのですよね。

 

そしてご自分の中にある”私”と繋がることが出来る。そしてそこから導き出された感覚で、”私”を取り巻く世界を眺めてみると、また違った風景が見えてくるのです。

 

その世界はまた静かに輝いているのですね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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