アダルトチルドレン 2022/07/29 (金) 12:27 PM
相談室のある横浜みなとみらいでは氷川丸が近くにあります。朝の景色、夜の景色共に私は好きですね。「The Summer~!」って感じの景色であります。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「本来の姿」に戻っていかれる経過というのは、拝見していて非常にワクワクさせられる感じがあります。
身にまとっていた鎧を捨てて身軽に歩いていかれるようになります。心も体も軽やかにという感じがあるように思います。
アダルトチルドレンの問題を抱えている時、その主なテーマの一つである「生きづらさ」という問題があるかもしれません。
「生きづらさ」というと本当に漠然とした感覚がありますね。
そこからの解放というのは、「自分自身を許していく」という事もあるように思います。
学生時代、「カウンセリングって何?」、「回復って何?」って感じで師匠の大嶋先生について学んできました。「過去を振り返ってどんな事が起こるの?」、「実際に楽になるってどういう事?」って感じで疑問ばかりでした。
「自由に生きる」のを阻む要因として「ご自分を許していない」という事が一つあるのかも知れないと思うのです。
カウンセングの展開では、様々なご自分の中にあるものを「認める」という作業も同時並行して進んでいくように思います。知らず知らずのうちに、ご自分を罰し「こんな自分ではダメだ」って感じでビシバシやってしまっている・・・。
原家族との関係において反面教師的になって「こうあらねばならない」となってしまっている。だから「こういう風じゃない」となると、ご自分に対して容赦無くダメ出しをしてしまうのかも知れません。
逆に「こうあらねばならない」ととらわれる事で、どんどんとご自分が求めている姿とは違う方向に進んでしまう。
そんな「こうあらねばならない」の部分を認め、「まあいいか~」って手放していくと、それまであった様々な執着や不安などから解放されていくのです。そして目の前の景色を楽しめるようになるのです。
ご自分を許していない時、心は窮屈になってしまうかも知れません。
そこから解放されていくと、「まあいいか~!」の無意識さんの世界を生きられるようになるのです。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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