Home > スタッフブログ新着一覧 > 無意識さんモードで生きていく

アダルトチルドレン

無意識さんモードで生きていく

アダルトチルドレン   2022/07/28 (木)  5:31 PM

庭のひまわりの方も着々と大きくなっています。大きな葉っぱが育ち、これから多分お花を咲かせてくれる感じだと思います。

 

同時期に育てている朝顔もフェンスに茂っていますが、まだまだ蕾はこれからのようです。それぞれの開花が楽しみですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そして私自身もまた学生時代から自分自身に向き合い、今があります。

 

アダルトチルドレンからの回復は色々な発見があり、興味深いな~って感じますね。

 

何となく自由に生きる時、無意識的に生きられるのが一番いい塩梅で、そしてその方の本来の「力」を発揮できる感じなのだなって思います。あまり肩の力を入れなくても、淡々とやっているだけで「お~!」って感じになっていかれる。そんなふうな感じがあります。

 

回復と共に「まあいいか~♪」って感じのモードになって行かれて、かつ「いざ!」っていう時には本当に必要な動きが取れるのですよね。

 

その無意識さんモードを阻む要因としていくつかあるなと感じております。その一つは、私自身もあるなと感じますが、様々な物事を「正しさ」とか「常識」で考えてしまう事かも知れません。

 

「正しさ」とか「常識」っていう部分に過剰に支配されてしまうと、真逆の要素に逆にひっぱられてしまうかも知れません。

 

「正しくあらねば」「これは失礼」とかって思えば、思うほど、その真逆の要素に引っ張れてしまう。するとシーソーのようにギッタンバッコン状態になってしまうのですよね。心が落ち着かなくなってしまう。

 

その部分って原家族での反面教師的な影響もあるかも知れません。親の理不尽な姿、尊敬できない姿を見続けている事によって、「あのようにはなりたくない」と反面教師で、「正しさ」、「常識」、「美しさ」を求めて求めてしまう。

 

だけど人の心って恒常性って言って、常にバランスをとっている状態なのですよね。

 

だから「正しさ」、「常識」、「美しさ」を求めれば求めるほど、真逆の親と似たような要素に引っ張ってしまわれるかも知れません。

 

それを「コントロールせねば」となってしまった場合、目の前に広がる世界の彩が色あせてしまう展開となってしまうのですよね。

 

本来そこには無意識さん的要素がいっぱい含まれている世界がある。だけどその美しい世界を見ることが難しくなってしまう。

 

そんな上の世代からの影響によって「正しさ」、「常識」に拘束されてしまう事から解放されていくと、次第に目の前に広がる無意識さんの世界を楽しめるようになるのですよね。

 

無意識さんモードで生きていかれるようになるのですよね。

色々な可能性が広がった世界なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=4911

ページトップへ戻る