アダルトチルドレン 2022/07/16 (土) 2:00 PM
庭の方ではスイカがジワジワと大きくなっている感じがあります。幾分色も濃くなって来て「スイカらしくなって来たな~」って感じであります。
コスモスの種も届き、ちょっと秋に向けて苗を作って行こうと思います。向日葵の方も30㎝ぐらいの株に成長し逞しくなっています。
日々、様々な方々がご来室され、そしてその回復される姿を拝見しています。それぞれが本来の美しい姿に、戻って来られていらっしゃるなと思います。
アダルトチルドレンを背景とする問題を抱えている場合、そこには親と子の能力や知性の差による葛藤や虐待などが起こっている場合があるように感じます。
本来の力やセンスがある方ほど、その「力」が封印され、「偽りの自分」を生きさせられてしまっている様に感じます。アダルトチルドレンの「役割」に押し込られて、「本来の美しい姿」を封印されてしまっていることがあるかもしれません。
親よりも子供の方が様々な面で優れている、自由に生きている。反面、生きづらさを抱えている親が、その子供のイキイキした姿を見た時、嫉妬によって子供を攻撃したりという事は実際にケースの中で拝見する事は良くあります。能力の高い子供の方が愛されないという兄弟差のお話も伺ったりします。
本来の能力が高いが故、親の嫉妬されるのを防ぐために、あえてご自分の本来の姿を偽って生きてしまう場合もあります。
「能力がないフリ」をしてご自分を偽る。
物事がうまく行きそうになったら、不安になって失敗を繰り返してしまう。
自分らしく生きようと思ったら「自分は自由になる資格がない・・・」等と、不自然なネガティブな信念にとらわれて、苦しい状況から抜け出せない。
そんな時、「本来の姿」を嫉妬されてしまうのを防ぐために、ご自分をあえて低くしておくというパターンや癖ができている場合もあるかもしれません。親の嫉妬の影響によって、「本来の姿」とは違った姿で生きる事で身を守る。そんなことが起こっているように思います。
「白雪姫」の物語を思い出します。
白雪姫という美しく優れた王女のお話です。継母が「鏡よ鏡、鏡さん、この世で一番綺麗なのは誰?」というと、鏡は「白雪姫」と答える。
それに逆上した継母はリンゴ売りに毒を仕込んだ毒リンゴを持たせて、白雪姫はその毒リンゴを食べさせてしまう。
そこで王子が訪れ白雪姫をもらう受ける。その道すがら家来が木につまづいて、白雪姫は喉に詰まらせていた毒リンゴを吐き出して息を吹きかえす。そして、めでたしめでたしという物語です。
親からの嫉妬を受け「本来の姿」を歪められている方々の回復を思う時、この物語が時々浮かびます。
「本来の姿」が美しいが故に、トラウマ(毒リンゴ)を背負い、それによって「本来の姿」を偽って生きざるえなくなってしまっている。そんな事を思うのです。
「本来の美しい姿」に戻って行く時、そこには色々な可能性が秘めた世界が見えてくるように思います。
封印されていた「力」を自由に使って生きる姿。その姿はリミットレスな姿なのですよね。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
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