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アダルトチルドレン

”私”が楽になる人間関係

アダルトチルドレン   2022/07/07 (木)  5:21 PM

庭の方では朝顔とひまわりがジワジワと大きくなっています。これから花を咲かせるのが楽しみであります。

 

今年もまたダリアと百合の花が咲いてくれました。大輪の花は非常に華やかな感じで、非常に癒されますね。一輪挿にして楽しんでおります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常に興味深く感じながら拝見しています。

 

心というのは目に見えないけれど確かにそこにある感じが、非常に興味深く感じます

 

私自身、非常に敏感な体質があります。色々な集団やグループに所属していましたが、そこにいると「急に頭が重くなる~」とか、「自分調子が悪いのかな?」って思ったり、急に焦りの感覚が出てきたりして不思議だな~って思っていました。

 

師匠の大嶋先生の教育セラピーを受けるようになってから、目に見えない心のカラクリの奥深さを感じるようになりました。教育セラピーの時、ある人が気になって気になって仕事に集中できない状態がありました。

 

どうしてもその気持ちが拭えない。それで師匠に「気になってしょうがないのが消えないのです」と相談しましたら、師匠は「それは相手の感覚だから」と言われて「ほ~!」って納得いった事がありました。

 

目に見えないけれど確かにそこにある感覚。

 

人は言葉でコミュニケーションをしていますが、非言語的にもコミュニケーションをしていると言われています。誰かが怒っていると「何だか殺気を感じる!」って感じで相手の感覚をシェアするという事があります。「空気を読む」っていうのも同じことかも知れません。

 

そのようにして非言語的に相手の感覚をシェアして、時にその感覚をもらいながらいる場合もあるかもしれません。

 

アダルトチルドレンや幼少期からのトラウマからの回復って、何となく思うのは「人間関係の再構成」という部分もあるなと感じています。

 

「誰と繋がって、誰と繋がらないか?」

 

ご自分にふさわしい人間関係を広げて行く事が、自由に生きる上で大切な要素なってくるなと実感しています。その背景には、この相手の感覚をシェアするという要因も絡んでいるように感じます。

 

楽な人と繋がっている事で、相手の自由で楽な感覚をシェアしご自分も自由になって行く。問題を抱えている人の側にいると、知らず知らずのうちに相手の苦しみを背負って自分の問題のようになってしまう(恐ろしい~!)

 

・ご自分の所属している人間関係にいると、どんな気持ちになる?

・そしてご自分はどんな影響を受ける?

・またご自分が心地良くなる場所や人間関係はどんな所?

 

そんな事を振り返って見ると興味深いのかも知れません。”私”が楽な人間関係や環境にいると、”私”がどんどんと楽に自由になっていけるように思うのです。

 

互いに支えあいながら、一体感と調和を感じながら共に自由になっていける関係。そんな展開が見えてくるかも知れません。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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