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アダルトチルドレン

本来ある”自由に生きる「力」”

アダルトチルドレン   2022/07/06 (水)  4:49 PM

今年は初めてスイカを植えました。「どんな風になるのかな?」って思って眺めていましたら、10㎝ぐらいのスイカが出来ていました。

 

ちゃんと薄いですがシマシマ模様も付いていました。「大玉スイカ」なのですが、どのぐらいまで大きくなるのか楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そしてご来室当初の頃を思い出す事があります。

 

「あ~良かったな」って思いながら、人が自由になる事、そして色々な可能性をお持ちでいらっしゃる事を教えて頂く感じがします。

 

本来、人は「自由に生きる力」をお持ちでいらっしゃるのだなと思うのです。その「自由に生きる力」については、ご来室される方々の縦横無尽に自由に生きる姿を拝見していますと、「ほ~!」って感じで日々実感致しております。

 

「これが本来のお姿か~!」っていうのが正直な私の気持ちです。

 

それだけ皆様お持ちでいらっしゃる、本来ある「自由に生きる力」というのはパワフルなのだなって感じます。

 

ではなぜ、その「自由に生きる力」を使い熟す事が出来なくなってしまうのか?

それには色々な理由や要因が考えられると思います。

 

それは幼少期のトラウマの影響によって、その「自由に生きる力」を使って行く事がロックされてしまうという事もあるかもしれません。

 

アダルトチルドレンの問題を抱え、幼少期のトラウマの問題を抱えている時、そこには様々な負の感情に苛まれてしまうという事が否応がなく起こってくるかもしれません。

 

機能不全家族においてサバイブする時、理解されない孤独、理不尽なことへの怒りや恨みなど、それらの感情が植え付けられてしまうのです。

 

それらの感情を抱えてしまう事によって、本来ある「自由に生きる力」を使いこなして生きる事が難しくなってしまうのです。

 

時にその孤独や恨みの感覚は、自己破壊的な行動に転じてしまう事になる場合もあります。

 

そして孤独による発作によって、依存の対象物(、買い物、薬、食べ物等)に嗜癖してしまうという事が起こることもあります。

 

ですので眠っている「自由になる力」を使い熟す事が難しく、それらの問題に人生が振り回されてしまうのです。

 

これらの問題から解放されて行きますと、自然と”私”の中にある「自由に生きる力」を使って、淡々と”私”のための人生を歩んで行く事が出来るのです。

 

頑張る必要もなく、淡々と淡々と”私”が求める自由に向かって歩いて行く。

その姿は非常に美しいのですよね。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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