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アダルトチルドレン

「今,この時」を生きる自由

アダルトチルドレン   2022/06/10 (金)  12:18 PM

先日、園芸屋さんで茄子の苗を発見しました。ちょうど探していたので「あ~!」って感じで思わず一杯購入してしまいました。そら豆跡地に胡瓜を定植し、そして茄子をいっぱい植えました。

 

これからが楽しみですね。トマト、インゲン、胡瓜、茄子とこれで夏野菜が一揃え出来た感じです。これから夏にかけて楽しみです。

 

日々、様々な方々がご来室されています。アダルトチルドレンの問題から回復される姿に「なるほど~」って感じがあります。その姿は非常に美しいですね。

 

アダルトチルドレン特有の「生きづらさ」というのは、こんな部分からも影響を受けるのだなって思うのです。

 

機能不全家族の中で育ち、その状況を生き抜く中で、様々なトラウマの問題を背負っている場合が良くあります。

 

そのトラウマの問題から生きづらい問題が派生することもあるのかも知れないと思います。

 

理不尽な形での虐待やネグレクトの問題などを、小さい頃から受け続けていますと、心の中にその当時の恨みや怒りを抱えてしまうという事が起こって来るのですよね。

 

それがトラウマの問題となってしまっている場合、その怒りや恨みの感覚が残ってしまうのです。するとそれが影響して、過去のトラウマに心が引っ張られるという事が、いかんともし難く起こって来るのです。

 

どんだけ自由に楽に生きたいと願っていても、心が過去のトラウマへ引っ張られてしまう。するとブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態となってしまうのです。自ずと「生きづらい」という状況になってしまうかも知れません。

 

ある意味それは、重たい鉄アレイを足に繋がれ、歩いているようなものかも知れません。「本来ある力」を発揮し難くなってしまうのですよね。

 

その様々なトラウマにまつわる感情を整理していくにつれて、ご自分の求めているベクトルが「今この時」にフォーカスが当たって来るのです。

 

「今この時」を生きる幸せ。

 

目の前の日常が整い、そして楽しみを感じられる。そして「今この時」で繋がる人たちとの時間に喜びを感じられる。

 

トラウマの過去を手放し「今この時」の美しい世界を生きる。

それがトラウマからの回復なのかも知れません。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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