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アダルトチルドレン

”私”が求める自由な生き方

アダルトチルドレン   2022/06/08 (水)  7:35 PM

お休み中は男爵芋の収穫をしました。じゃが芋は梅雨の前ぐらいが収穫時のようで、雨が降っていなくて良かった~!って感じでありました。毎年ですが、じゃが芋の収穫は楽しいですね。

 

庭の方は、スイトピーや春菊の花が終わり、夏の花に衣替えをしている最中です。今年は朝顔と向日葵を植えようと計画中です。「The Summer~♫」のガーデニングが楽しみですね。

 

日々、様々な方々の回復されるステップを拝見しています。「あ~回復される姿って非常に素晴らしいものがあるな」と彼らの姿に、改めて感動させられる部分があります。

 

ご自分が求めている自分に向かって着々とステップを踏み、そしてご自分にとって相応しい環境や人間関係の中で生きる。そしてその環境の中でドンドンと磨かれて輝いてこられるのだな~って思います。

 

様々な生きづらさを抱える中、ご自分を見つめ内省されるからこそ、ご自分を中心とした”私”が輝く生き方を選択出来るのかも知れないと思うのです。唯一無二の美しさを、彼らの回復される姿に感じます。

 

アダルトチルドレンの問題を抱えていますと、「役割」でもって生きるというパターンが出来上がってしまいます。アダルトチルドレンの5つのタイプというのがあります。

 

・ヒーロー(英雄) 

・スケープゴート(生贄) 

・ロスト・ワン(いない子)

・マスコット、クラン(道化師)

・イネイブラー(支え手)

 

アダルトチルドレンの「役割」は、他者から求められる「役割」を生きるという展開となるかも知れません。それは家族メンバーがそれぞれ問題を抱え、そしてその問題のバランスを家族全体で取るために、子供がその「役割」を背負っているかのように思う事があります。

 

トラウマの世代間連鎖の影響によって、家族の中でスケープゴート(生贄)としての役割を生きる事があるかも知れません。本質は力があり美しさがあるけれど、その力を潰され、本来の姿が歪められてしまうという事が起こって来るのです。

 

回復と共に、その役割を手放し、そして私を中心とした生き方を選択されていくようになります。人のために生きていたスタイルから、私が心から満たされる何かのために生きるという事を選択されるようになります。

 

「何だか楽しいです~!」っていう自由な生き方をなさっていくのです。

その姿は非常に美しいのですよね。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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