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アダルトチルドレン

広〜い世界を生きる

アダルトチルドレン   2022/05/19 (木)  5:09 PM

先日お花屋さんでセールがやっておりました。春の花がいっぱい売っていて「お!」って感じで、ナスタチュームとバーベナを購入しました。

 

ナスタチュームは元気の出るオレンジでいいな~って感じであります。ちょっとずつお花の方も衣替えです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ問題から解放され、そして私らしい生き方を歩まれる姿に「良かったな」っていう風に感じます。

 

過去のトラウマに向き合い、認め、そして手放し、私らしい人生を歩まれる姿に何とも言えない気持ちになります。

 

トラウマから解放された景色というのは、豊かな世界が広がっているのだなと彼らの自由に生きられる世界を拝見させて頂くと実感します。

 

相談室にはアダルトチルドレンの問題を抱えておられる方々は多くご来室されます。以下はアダルトチルドレンチェックリストであります。

 

◻︎ 自分の判断に自信がもてない。

◻︎ 常に他人の賛同と称賛を必要とする。

◻︎ 自分は他人と違っていると思い込みやすい。

◻︎ 傷つきやすく、ひきこもりがち。

◻︎ 孤独感。自己疎外感。

◻︎ 感情の波が激しい。

◻︎ 物事を最後までやり遂げることが困難。

◻︎ 習慣的に嘘をついてしまう。

◻︎ 罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。

◻︎ 過剰に自責的な一方で無責任。

◻︎ 自己感情の認識、表現、統制が下手。

◻︎ 自分にはどうにもできないことに過剰反応する。

◻︎ 世話やきに熱中しやすい。

◻︎ 必要以上に自己犠牲的。

◻︎ 物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。衝動的、行動的。

◻︎ 他人に依存的。または逆にきわめて支配的。

◻︎ リラックスして楽しむことができない。

 

アダルトチルドレンの問題では、人間関係にも影響を及ぼしているのだなと実感します。人間関係の疎外感、自己犠牲的、依存的、世話を焼いてしまったりなど。色々な側面があるのだなって思います。

 

機能不全家族で幼少期を過ごし、そして大人に成長して行きますと親との関係が、大人になってから対人関係に影響を及ぼすことは良くある様に感じます。

 

今現在の家族関係、職場、友達関係の中で、どうしても執着や怒りの感覚が拭えない。どうしても相手に対する執着が頭から離れない等という事は、もしかしたら原家族の親との関係における怒りや憎しみが投影されている事が影響しているかも知れません。

 

人間関係の葛藤によって心が支配され、より一層ストレスフルな状態にご自分を追いやってしまっているのですよね。そして本来、ご自分が求めている事に手がつけなくなってしまう。

 

そんな事が起こっている様に感じます。幼少期の親に対する未消化の感情が消化されるにつれて、段々と”ご自分を取り巻く環境のノイズがなくなてくるのですよね。それまで常に「○○さんへの執着で頭が一杯」で常に囚われてしまっていたのが段々と心が静かに穏やかになってくる。

 

すると「あ~!もっと自分はこんな風な人生を送りたいな」ってなって行く。もっと広い自由な世界を生きていかれるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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