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アダルトチルドレン

無意識さんの力

アダルトチルドレン   2022/05/15 (日)  12:44 PM

先日、レモンの花が咲いていました。レモンを育てるのは初めてで「あ~!」って感じに思いました。レモンの花は白い花なのですね。

 

いくつかお花が咲いているので、これからレモンがなってくれるといいなと思います。

 

幼少期のトラウマや、アダルトチルドレンからの回復を思う時、「意識と無意識」について振り返ることがあります。

 

興味深いなって思います。

私自身、時々意識的になることが時々あるなと思います。「これは苦手だ~」とか「難しくて自分には出来ない・・・」って感じで、「ピキッ!」と固まってしまうのです。

 

苦手意識などや不安があると、心のどこかで「どんなに頑張っても無理に決まっている」ってなってしまう。

 

すると不思議ですね、苦手だったら努力をすればいいのだけれど「もういい!もういい!」ってなって努力をしないからより一層、自分の抱えている意識的な部分が強化されてしまうのですね。「やっぱりダメじゃん」ってなってしまう。

 

「だったら努力すればいいじゃない!」って自分に突っ込みたくなるのです。その部分っていうのは意識的な部分なのですよね。

 

師匠は意識は(・)、無意識は広大に広がる部分だと仰っています。その意識的な部分は、ある意味周りからの暗示などによって作られてしまっている部分で、色々な意味で限界を作ってしまう部分かもしれません。

 

そんな時、私は「無意識さんの力を借りよう~!(他人任せ)」って感じで無意識さん状態になって委ねることが度々あります。困ったら「無意識さん~!」って感じなのですよね。

 

師匠の大嶋先生がご提唱されている心(無意識)に聞きをしながら、それに沿って行動してみると段々と意識的状態から無意識さん状態にシフトしていく感じがありますね。

 

無意識さんに委ねてみると、それまで「絶対に無理」って思っていた感覚が剥がれて、「こんな風に工夫したらいいかも~」とか「スモールステップで、ちょっとずつやってみればいいかな」って感じに、意識的な「絶対に無理!」って投げ出し、何もしない状態から解放されていくのですよね。

 

少しずつ少しずつ目の前の事に集中できる感じになって、「ちょっとずつやってみると、自分にもできるかも?」ってなっていく。非常に興味深いです。

 

日々生活をしていますと、様々なこのような意識的な部分によって限界が設定されてしまって、いろいろな可能性などがロックされてしまうのかも知れません。

 

”私”の中にある無意識さんの力を借りて委ねていく。それまでの暗示によって作られていた自分から少しシフトして、新しい景色が見えてくるのかも知れません。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 
 

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