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アダルトチルドレン

”私”の可能性を広げていく

アダルトチルドレン   2022/05/13 (金)  5:12 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その姿に驚かされている感じがあります。

 

これまで見えなかった事が見え、そして様々な執着から解放されていく。そしてご自分にとって楽な展開が見えていく。そんな感じがあるように思います。

 

アダルトチルドレンからの回復というのは、語弊がありますが「痛快だ~!」って思います。

 

アダルトチルドレンの「役割」は様々なものがありますね。

 

1・ヒーロー(英雄)

2・スケープゴート(生贄)

3・ロスト・ワン(いない子)

4・マスコット、クラン(道化師)

5・イネイブラー(支え手)

 

その「役割」の中で生きるという事が、癖となってしまっている場合もあるかも知れません。

 

本来の姿に「役割」をはめられ、その「役割」に拘束されてしまう苦しみというものが、もしかしたら「生きづらさ」や「問題」として抱えてしまっている場合もあるかも知れません。

 

回復される姿を拝見していて思うのは「本来の姿」というのは、別のところにあるなと実感します。その「本来の姿」を打ち消すものとして、様々な事柄で発作してしまう事があるかもしれません。

 

人は様々な場面で発作を起こしてしまって、本来求めていない展開になってしまうかも知れません。その代表的なものが「孤独の発作」かもしれません。

 

「孤独の発作」によって、ある人は被害感に襲われてしまったり、またある人はパニック発作的になってしまったり、お酒や食べ物に走ってしまったりなど様々であります。

 

だけれども「孤独発作の自分=自分」ってネガティブなレッテルを貼ってしまっている場合もあるように感じます。それがアダルトチルドレンの「役割」として拘束されてしまうのかも知れません。

 

「自分は努力が足りない」等。

 

だけれども、ただ単にそれは発作を起こしてしまっているだけなのですよね。本来は優秀で様々な可能性がある。

 

だけれども発作が起こってしまう事で、その力が使えなくなってしまっているだけなのですね。

 

本当は広い世界を生きる力をお持ちでいらっしゃる。

 

そんな発作から解放されていくと、「本来の”私”」が求めていることに向かって淡々と歩いていけるようになるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

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