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アダルトチルドレン

懐に"いい手紙"を入れて

アダルトチルドレン   2022/05/12 (木)  8:58 PM

先日紫陽花を購入しました。雨が長く降る季節になりますと、紫陽花が家に飾ってあったら楽しいだろうな~って思いました。

 

いつもの園芸屋に行くと、色々な紫陽花があって悩みました。「う~ん!」って感じでありました。赤と白の斑入りの紫陽花にしました。株がどんどんと大きくなって行くので、これからの成長が楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。回復と共に眺める景色が変わり、世界が広がって行く感じがあるように思います。

 

そんな時ご来室当初の頃の事がフト思い浮かぶのです。当初、「将来こんな風になったらな~」と願っていた未来が今ここにある。「そうか~!」って感慨深く感じます。

 

様々なクライアントの方々がご来室され、今があるな~って事も同時に感じます。多くの方々がご来室され有り難く感じます。

 

ミルトンエリクソンのスクリプトの中で、高い所から落ちて身体が麻痺状態になった方の物語を思い出しました。ミルトンエリクソンは、その人を見舞う人達に雑誌を持参してもらい、スクラップブックを作って1冊ずつプレゼントをしなさいと伝えたのでした。

 

そしてその方はそれを続けているうちに、身体の痛みに病む事なく人生を生きていったというのです。

 

相談室に多くの方々がご来室され、その中でセラピストとして私自身も眺める景色が変わり、世界が広がってきたと実感します。皆様の回復される姿を拝見出来ることを嬉しく思うのでした。

 

私自身も様々な局面を経て今があります。スーパーバイザーの大嶋先生の教育セラピーを受けながら今があります。

 

駆け出しの頃、箸にも棒にもかからないような感じの私でありましたが、一貫して感じていたのは「信じてもらえていた」事だなって思います。どんな問題を抱えていても、おそらく仰らなかったのですが「いずれ時が来て花が咲くでしょう~」と信じて待っていてくれていたように感じます。

 

「信じる力」っていうのは大きいのだな~って感じます。だからこそ「頑張ろう~!」って思え、力を尽くして進んで行く事が出来るのだと思うのです。

 

「懐にいい手紙」を入れながら、日々様々な方々の回復のお話をお伺いさせていただいているのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

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