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アダルトチルドレン

本来の”私”が蘇る

アダルトチルドレン   2022/05/11 (水)  6:04 PM

休日は野菜の苗を購入し植えました。茄子にゴーヤなど、様々な野菜の苗を植えつけました。またインゲン、枝豆、胡瓜、オクラなどの種も蒔きました。

 

今年の夏は庭が凄いことになりそうです。「THE 夏野菜ガーデン~♫」って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「回復」というよりも、「蘇っていく」という方がピッタリする感じがあります。

 

非常にアダルトチルドレンの回復というのは、「キラキラしていて眩しいな~!」って思います。それぞれの本来ある姿を生きる。そんな風に思います。

 

アダルトチルドレン特有の「生きづらさ」というのは、「本来の”私”」を抑圧し、語弊がありますが自分を押し殺し生きている事によるものが多いように思います。

 

それは回復されていかれる姿はご来室された当初の姿とは、また違ったパワフルな姿でいらっしゃるからです。

 

「これだけ本来のご自分を押し殺して生きていらっしゃったのだな」と思うのです。

 

原家族の中で、その機能不全家族の中で生きる時、「本来の”私”」で生きるよりも、家族が必要とする「役割」の姿で生きさせられる。だから「本来の”私”」が求めていない姿を、「偽りの姿」を生きるという事が「生きづらさ」の理由なのかもしれません。

 

多くは親が求めている姿を、その狭い枠に閉じ込められ「本来の”私”」の生き生きした希望やニーズを押し殺して生きる事になってしまう。

 

そうする事で「ご自分が何を求め、どんな風に生きていきたい?」っていう事が見えなくなって、親が求めていることに従って生きて行く中での「生きづらさ」が生き方として定着してしまうということがあるのかもしれません。

 

「本来の”私”」は生き生きした存在。

 

トラウマ治療を進めていくにつれて、その眠っていた本来の生き生きした”私”が蘇って来る。

 

色々な可能性を秘めた存在なのです。「これからの人生の展開が楽しみですね~!」って思うのでした。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

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