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アダルトチルドレン

命の輝きを感じながら生きる

アダルトチルドレン   2022/04/29 (金)  5:06 PM

雨がしとしとと降っています。こんな日は庭の土には水分がいっぱい吸収されて、植物達が成長して行くのかもしれません。

 

植物達の成長を眺めていると、楽しくなる感じがあります。多年草の植物は毎年株を大きくするので、時々剪定をしたりします。するとますます株を大きくして、逞しくなって行く感じがあります。

 

昨年はレモンの苗木を購入しました、園芸屋のおばちゃんが「来年にはレモンがなるわよ!」っておっしゃっていましたが、丁度今頃になってレモンの花の蕾が出来ています。これからが楽しみだなって思います。

 

様々な方々の回復される姿を拝見しています。アダルトチルドレンからの回復というのは、何となく語弊がありますが「適材適所」って言葉が当てはまる様に、ご自分の「力」や「才能」を生かした人間関係や場所に関わって行く事があるのかも知れません。

 

その「力」や「才能」って、それぞれがお持ちでいらっしゃる素敵な「何か」だったりするのですね。その回復される姿を拝見する度に「いや~!凄いな~!」って思います。

 

そして肩の力を抜いた感じで、輝きながら生きる姿を拝見して思う事は、トラウマからの回復というのは、それぞれの「命の輝きを感じながら生きて行く」事なのかもしれないと思うのでした。そんな風に思います。

 

トラウマの問題を抱えていますと、ある成長点でその芽を摘まれてしまった状態と似ているのかもしれないと感じることがあります。

 

本来ならば、そこから芽を伸ばし上へ上へと成長し、色々な可能性や世界を生きられるはずだった。だけれどもトラウマによって成長の芽が摘まれてしまう事で、ご自分の中にある生きる喜び、楽しさ、将来の希望などが潰されてしまっている状態なのかも知れないと思うのです。

 

だけれども人ってどんな事があっても、そこからまた違った形で「本来の”私”」が求めている方向に芽がスクスクと伸びて行くのですよね。

 

丁度、剪定をした苗木は綺麗な脇芽が出て来て、脇芽がドンドンと出るほど、その苗は株を大きく大きくし日光がいっぱい当たるようになって行くように。

そんな風に思うのです。

 

”私”の中にある「本来の”私”」が求めている自由や希望というのは、どんな事があっても、再び新しい芽を吹き、株を更に大きくしながら”私”が求めている無意識に向かって進んで行くのですよね。

 

その姿は非常に生き生きと輝いているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

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