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アダルトチルドレン

”私”らしい人生をデザインして行く

アダルトチルドレン   2022/04/03 (日)  8:45 PM

雨が降っていますと、野菜達は水分を多く含み、何だか一段と大きくなっている感じがあります。グリーンピースも春菊もイキイキとしている感じですね。

 

日々、様々な方々がご来室されています。少しずつ少しずつ、眺める景色が変わり自信と誇りを取り戻される姿に「良かったな~」って感じます。

 

少しずつ少しずつ「生きる力」を取り戻されて来られます。私は「懐にいい手紙」を入れるという言葉が好きであります。

 

「将来こんな風に自由になって行くだろうな〜」っていう「いい手紙」であります。実際にこの「いい手紙」を入れながら淡々と接して行きますと、少しずつ楽で自由な展開になって行く感じがあります。

 

興味深いなと思います。

 

幼少期からのトラウマの回復は非常にパワフルだなと、彼らの回復される姿を拝見していると感じます。本来の美しい姿で生きられるようになるのですよね。

 

ご自分にとっての美しいもの、譲れないものがクリアになってくると、人ってこんなにもしなやかに美しくなるのだな~って事を驚かされる感じがあります。

 

それは生き方やパートナー選びにも大きく影響する感じがあるように思います。ご来室当初は、どちらかというと信頼出来ない自尊心を傷つけられるパートナーを選んでいる事が多いように思います。

 

ご自分にふさわしくない、どう考えても不釣り合いな相手を選んでしまう。信頼できないパートナーを選んでしまうことがあったりします。それはある意味、自尊心と連動している感じがあるように思います。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、自尊心が育たないという事はよくあることです。自分っていう存在をリスペクト出来ない。

 

何故ならば、これまでの経緯の中でリスペクトされる経験を育んで来なかったから。同じようにトラウマの再演をするような形で、傷つけられる関係を結んでしまうという事が起こってくるのですよね。

 

過去の幼少期のトラウマから解放されるにつれて、ご自分を粗末に扱う人に対して「ムカッ!」ってくることができるようになるのですよね。

 

「自分に相応しくない!」っていう事をリアルに感じ、「苦しい関係は断捨離だ~!」って感じでできるようになるのですよね。

 

そして美意識が育って行く。それがあると非常に強いですね。美意識が育ち、「”私”って良いもの」って思えた時、自然と”私”に見合うパートナーが現れる感じ上がります。豊かな人生を共に歩むパートナー。

 

豊かで私らしい人生を構築されて行くのですよね。「本来の”私”の姿」にふさわしい生き方をなさるのですよね。

 

その姿は非常に美しいのですよね。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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