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FAP療法

”いい手紙”を懐に入れて

FAP療法   2022/02/26 (土)  9:53 PM

そら豆達は元気に咲いてくれています。蕾が若干出てきている感じで、これからが楽しみですね。

 

パンジーの様な斑入りのお花を咲かせてくれるのですよね。5月ぐらいになると収穫時になります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

一つひとつ目の前にあるハードルを超え、欲しいものをゲットされるお姿は「お見事だな~!」って感じます。

 

ご来室当初は、嵐の中を戦う状態でいらっしゃった。だんだんと段々と、ご自分の中にある「力」を感じながら、着々と進んでいかれる様になるのですね。

 

様々な問題を抱えている時、セラピストとしての私は懐に「いい手紙」を入れているなと感じます。

 

問題を抱えている時、先の希望が見えなくなってしまっている。そんな時もセラピストの私は「懐に、いい手紙」を入れて淡々と接して行く。

すると次第に穏やかな景色が見えてくるのですね。

 

そしてご自分がそれまで求めていた「何か」が掴んで来られるのですね。トラウマの問題を抱えていますと、常に様々な感情の発作に揺さぶられてしまうのですよね。

 

ですので非常に、目の前の事を冷静に把握しながら動いて行くという事が難しくなってしまう。すると「ご自分がどのベクトルを求めているのか?」って事がブレてしまう。

 

感情の発作によって様々な症状が出てきてしまって、「力」を発揮し様々なことに挑戦して行くことが難しくなってしまうのですよね。

 

トラウマ治療と共に、次第にクリアな感覚で周りを見渡していける。

そして私が何を求め、どっちの方向に行きたいのか?って事が見えてくる。

 

そして着々と駒を進め、欲しモノがゲットできる様になるのです。

ご自分の可能性を広げていかれる姿。

非常に美しいなって思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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