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アダルトチルドレン

新しい”私”と出会っていく

アダルトチルドレン   2022/02/04 (金)  10:10 PM

レモンイエローの菜花の花が綺麗に咲いています。「可愛いな~♪」って感じます。これからプランターの方も咲いてくれると、何だか華やかな感じになりそうですね。

 

冬の時期に咲いてくれるとちょっと得した気分になります。今年は種から育てた菜花。小さい双葉の頃から着々と大きくなって来ました。

 

この仕事をしていますと、色々な方々との繋がりを感じることがあります。繋がって下さる方々の力で本当に相談室が少しずつ育っている感じがあります。

 

相談室を通し、私の目の前に広がる世界は非常に色々な世界を見せてくれるなと実感致します。その底流にはリスペクトの心があって、共に笑いながら、それぞれの自由に向かっていけることをこの上なく嬉しく思うのでした。

 

有難うございます。

 

日々様々な方々の回復される姿を拝見しています。

非常に興味深いなと思うのは、面接を重ねるにつれ「○○さんらしさ」が浮き彫りになってくるという事です。

 

「あ~!」って感じに、その方らしさが浮き彫りになってくるのが非常に興味深いなって感じます。

 

非常に興味深いのですが、その方の「本来の姿」が段々とくっきりハッキリとしてくる感じがあるように思います。「キラッ!」と光る美しさみたいなものも同時に感じる事があります。

 

「”私”はこんな事が好きです」「”私”はこんな事を希望しています」って感じで、”私”の部分がよりクリアになって、それに沿って行動しワクワクドキドキな感じで歩いて行かれるのですよね。

 

「本来の姿」を映し出す”鏡”によって、段々と”私”が浮き彫りになってくるように思います。ご自分の中にある色々な”私”を、一つ一つ認めていく。すると次第に”私”らしい姿がはっきりを見えてこられるように思います。

 

私自身も、色々なセラピストを前に座っていた事があります。不思議なのですが、人によって心の有り様が違っていたという事ですね。

 

師匠の前に座った時「し~ん」と静かな心になって「あれ?不思議だな~」って思った事がありました。いわゆる「無」の感覚になっていく感じがあるのでした。今振り返ってみると、凪な状態で映し出してくれたからこそ、心のノイズが一つ一つほぐれ静かになっていった様に思います。

 

そして段々と「自分ってこういう人間なんだな~」って事が、よりはっきりと掴み取る事ができ、ある意味個性というモノが作られていったように思います。

 

そのステップはもしかしたら、私自身が抱えていた様々なネガティブな要素を修正し捨てていく過程でもあった様に思います。それまでは自分に対し、ネガティブな要素がいっぱいになっていました。

 

「自分は学習能力がない」、「人とのコミュニケーションが下手くそ」など、本当に色々な要素を抱えていました。そしてそれが自分って信じていました。

 

だけれども次第に心が静かになって、一つひとつ進んでいくにつれて「あれ?そこまで学習能力は駄目でもないかも」とか「人とのコミュニケーションは結構楽しいかも?!」ってなってきた様に思います。

 

それまで抱えていたトラウマの鎧、ネガティブな暗示から解放されていくと、自分の本質と出会える様になったのでした。

 

ある意味、幼少期からのトラウマ (アダルトチルドレン)の回復というのは、語弊がありますが「新しい”私”と出会っていく」というのと似ているかもしれません。

 

日々、様々な方々の本来の姿に出会える。

それがワクワクドキドキな感じなのですよね。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

 

 

 

 

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