アダルトチルドレン 2022/02/03 (木) 9:35 PM
近くの公園には色々な梅の木が植わっています。この梅の花は「虎の尾」という名前の梅の花です。それぞれに名前がついている梅の花、非常に風流だなって思います。
今日は「アダルトチルドレンと対人関係」について書き進めていこうと思います。
アダルトチルドレンの対人関係のベースとして「孤独」や「自己疎外感」の感覚があるように実感します。
多くのアダルトチルドレンの方々の回復される姿を拝見しています。
一つひとつご自分の鎧を脱ぎ捨て、身軽に「そのままの私でOK~!」ってなっていかれます。
非常にお見事だなって感じます。
アダルトチルドレンの特徴の一つとして「孤独」や「自己疎外感」の部分ですが、それは何となく「そのままの自分 OK」っていう事が難しいという事から来るのかもしれません。
幼少期の家族の葛藤の中で生きていますと、「何かの条件を満たしている自分はOK」っていう世界で、生きる術を身につけて来られるように思います。
「そのままの自分」では、危うくなってしまう環境。
「成績がいい自分はOK」とか「親のケアをしているいい子の自分はOK」って感じで、「条件を満たしている自分はOK」っていう、葛藤のある家族の中を生き延びるパターンが出来上がっているように実感しています。
すると「本来の自分は受け入れられない」って、「孤独」が心に巣を作ってしまうのかもしれません。
「人との一体感」、「そのままの自分はOK」っていう部分が難しくなってしまうということがあるのかも知れません。
一つひとつ、様々なご自分を「認める」っていう作業を進め、そして幼少期のトラウマの問題を整理していきますと、次第に「私は私でOKなのだ~!」って実感していくことができるようになられます。
そして「そのままの”私”」を慈しみ、大切にしながら人間関係を構築していくことが出来るのです。
するとそれまであった、どこか「本当の私は周りはわからない」という自己疎外感から解放されていくのです。
そして「本来の”私”」と繋がりながら、そこでの心地よい人間関係が広がっていくのです。そして私らしく自由になっていかれるのです。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
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