FAP療法, アダルトチルドレン, カウンセリング, トラウマ治療, 催眠スクリプト, 横浜, 複雑性PTSD 2022/01/21 (金) 9:41 PM
お休みの時に桜草の一種のお花を購入しました。
サイネリアと一緒に活けましたが、ピンクとブルーのコントラストがとっても美しいな~って思いました。
冬になるとお花が少なくなってくるので、家にお花があると元気をもらえる感じがあります。
そんな時、公園をお散歩をする女の子のお話が頭に浮かびました。
公園の樹々からはキラキラと光が差し込み、そして風が吹くと「サ~」っと葉っぱが擦れる音を聴きながら感じでひんやりした感覚を頬に感じていたのでした。
そんな心地よい感覚を感じながら、女の子はお散歩をしていたのでした。
地面をしっかりと踏みしめながら、樹々の緑を眺めていたのでした。
女の子は地面のあちこちに、土が盛り上がっているのを見つけたのでした。
「あれ~?これなんだろう~?」って思って、しげしげと眺めていたのでした。あちこちにポコポコと土が盛り上がっていたのでした。
「面白い~!」って思いながら土を眺めていたら、あるモグラさんと出くわしたのでした。
「おっ!」って感じでモグラさんは、ジーッと見つめる女の子に一瞬たじろいだのでした。
土の中から、モグラさんは小さい頭と手を出していたのでした。女の子は、興味津々でモグラさんに声を掛けたのでした。
「あなたはモグラさん?」
モグラさんは答えた「そうさ、僕はモグラだよ!」「君にあってちょっとびっくりしたな~」
女の子は初めてモグラさんに出会って、モグラさんに色々と聞いてみたくなったのでした。
「ねえねえモグラさん、あなたは土の中が大好きよね」
「ところでもぐらさんの目はよく見えるの?」
モグラさんは答えた。
「僕は目はあまり良くないんだ。だけどね僕は土の中にいて、あまり周りが見えなくても僕はちっとも困らないのさ」
「何しろ、色々な物が見えすぎてしまうと厄介かもしれないよね」
「僕は土の中にいる時、手や体の感覚を感じながら地中を動き回るのが大好きなのさ」
「それもう、とっても心地よいのさ」
「だから僕は目がさほど良くない事を、ちっともなんとも思っていないよ」
「土のひんやりした感覚を感じながら、土の中を走っていくのが大好きなのさ」
「もしかしたら僕は色々な物があまり見えないから、自由に楽に走り回れるのかもしれないね」
女の子は土から頭を出しているもぐらさんのお話を、興味深く聞いていたのでした。
「へえ~!見えない方が楽なのか~!」って女の子は思ったのでした。
モグラさんは答えた。
「そうさ、心の目で見ていくといいんだよ。時々僕はそうしているよ」
モグラさんは自信満々に答えたのでした。
そして女の子は、モグラさんとお別れしておうちに帰って行ったのでした。
モグラさんのお話に「何か」を感じながら、テクテクと歩いていたのでした。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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