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FAP療法

”私”の成長と人間関係の変化

FAP療法,  アダルトチルドレン,  カウンセリング,  トラウマ治療,  横浜,  複雑性PTSD   2022/01/16 (日)  12:14 PM

ちょっと久しぶりに公園に行って来ました。非常に心地良く、やはり私は公園に行くのが好きなのだな~って思いました。

 

公園に行くとジョギングをしている方々やワンちゃんを散歩している方々がいます。何だか「日常や健康を大切にしよう~」って自然と思えるから不思議ですね。

 

興味深いな~って思いました。

 

この「誰と繋がっているか?」っていうのは非常に自由になって行く上で大切な要因だと思います。師匠の大嶋先生は、人と非言語的にコミュニケーションをとっていて、相手の感覚をシェアしていると言うのです。

 

確かにそれまで「ぼ~」っとフラットな感じが、ある人の事を思った時に、急に重たい感覚に包まれたりということがあったりします。

 

興味深いな~って思います。

 

幼少期からのトラウマの回復という時、自然と「人間関係がシフトして行く」という事が起こってきますね。人間関係が整理されて行く感じがあるように思います。

 

回復のある一定の時期になりますと「あれ?」って感じで、周りの態度が急変したりという事も実はあったりします。そんな時に「嫌われたのかな?」とか「自分は人と上手くやれないダメな存在?」って不安になったりする場合があるかもしれません。

 

だけれども何となく思うのは、”私”がバージョンアップして来ているから、それによって周りから嫉妬を食らって相手が態度を変えているということがあるように思います。

 

ご自分が問題、ご自分が対人関係がダメだっていうのではなくて、”私”がバージョンアップして「力」をつけて来ているから、今いる人間関係の中でバランスが取れなくなって来たと言う変化なのですよね。

 

周囲の人はハンカチを「キ〜!」って噛んでいるのですよね。

 

自分って自分の変化を感じにくい感じがるように思います。いつも自分って同じって感覚があるかもしれません。

 

だけれどもそんな周囲との人間関係の変化の中に、周りは敏感に変化を察知しているのですよね。ある意味周りの人の存在は、”私”を映し出す”鏡”としての役割があるように思います。

 

周りの反応を通じて”私”の成長を感じる。

周囲が嫉妬するほどの「何か」を私が持っているという証拠。

 

そんな風に捉えてみると良いかもしれません。

「自分ってそんな・・・」って思われるかもしれませんが、周りは良く実は見ているように思います。だからこそこれまでの人間関係とは違った、展開が出て来ている。

 

そんな時、”私”の”本質”や”力”に見合った人間関係というものを同時に吟味して行くと良いかもしれません。そのままの”私”でお互いに一体感と調和で関われる人間がどれだけいるのか?

 

そしてその心地よい関係の中では、”私”はどんな経験をしているのか?

そういうプラスの面を探って行くと良いかもしれません。

 

それが「本来の”私”」にふさわしい、これから自由な展開を共に楽しみながら笑える人達だからです。

 

”私”がバージョンアップして行くにつれて、人間関係が断捨離されて行く。

そして”私”にとって「力」となる大切な人達に目を向け、その人達との関係を構築して行くことにフォーカスを当てて行く。

 

するとますます”私”が成長して伸びて行くのですよね。

トラウマからの回復と人間関係って非常に興味深いですね!

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

 資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

 経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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