神奈川・横浜｜カウンセリングルーム・グロース

久々にお日様が照っていますと「あ～楽だ～♫」って気持ちになりますね。朝起きて「公園に散歩が出来る～！」って思うと元気になります。

遠くには富士山が薄っすら見えていました。

近頃、20年ぐらい前の研修のノートを見つけました。「お～！20年前か～！」って思いました。私が臨床心理学の学生になりたての頃のノートでした。

右も左も分からない中、「人がトラウマから解放されるってどういう事？」って師匠の研修にかじりついていた頃のノートでした。

その頃、私はあまりにも完璧主義だったのか、逐語（話された言葉をそのまま書き移して行く）で書かれてありました。師匠の臨床の美しさが、伝わってくる感じがありました。

その頃、私は全くセラピストとしてやっていく自信がありませんでした。

だけど無意識さんに聞いてみると「セラピストになりなよ！」って言うので、後にも引けず、ただただその道を歩いて今があります。

振り返ってみると、セラピストとして生きていく中で、私自身が自分の問題に向き合い、そして当時「無力だ」と信じていた状況から少しずつ師匠に学び、そして色々な方々との繋がりによって、「人間らしく生きる」という経験をさせて頂いているように思います。

語弊がありますが、自分の人生を私らしく生きるステップが、心（無意識）が教えてくれた答えだったように思います。ちょっと純粋すぎて不器用で、色々な事にぶつかってしまう事が多かった20年でありましたが、こうやって皆様と繋がりながら生きる人生を振り返ると「無意識は賢いな」と実感致します。

日々様々な方々の無意識さんのお話を伺わせて頂いております。

頭で考えてしまうと、本当に色々な不安や限界や常識というモノで、拘束されてしまう場合があるかもしれません。

だけれども無意識（心）は非常に賢く、色々な知恵を持っているのですよね。

色々な問題に出くわした時、心に聞いてみる。すると色々な知恵やアイディアを教えてくれる感じがあります。

そして淡々とそれに沿って動いてみる。すると「あ～何だか越えられたかも～！」っていう風になるのですよね。

”私”の中にある無意識さんを信じてみる。

すると無意識さんの無敵の力を使えるようになるのですよね。

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【執筆者情報】

　大塚  静子

所属学会

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