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FAP療法

”私”の花を咲かせる

FAP療法,  アダルトチルドレン,  カウンセリング,  トラウマ治療,  横浜,  複雑性PTSD   2021/12/26 (日)  9:57 PM

今年1年有難うございました。

今年一年繋がってくださる皆様と共にいられた事を嬉しく思います。有難うございました。

 

クライアントの皆様、先生方、師匠の大嶋先生、英語の師匠、私を様々な面でサポートしてくれた方々に深く感謝致します。

 

皆様のお力を頂きながら、支えられて来た1年だったと振り返って実感致します。

 

有難うございます。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

1年の間、色々な植物を育てていますと、非常に興味深く感じることがあります。「一つひとつの種子の中に、こんな凄い力が備わっているのだ~!」ってその威力に驚かされる感じがあります。

 

そんな時、ある女の子のお話を思い出すのです。

 

その女の子は、毎日毎日お庭を観察するのが大好きでした。

「あ~こんな所に可愛い双葉の芽が出ている!」って感じで、お庭には新しい発見があるのでした。

 

庭にいると遠くから鳥のさえずりのきこえてくる。

そんな中グリーンの可愛い双葉を眺めていると、なぜかふとホッとした感覚を感じるのでした。

 

女の子は「どんなお花が咲くのかな~」って毎日毎日楽しみにしていたのでした。

 

種子は成長と共に、大地に根を張り、根は土の中で縦横無人に張り巡らされて土をほぐしていく。硬くなった土をも砕いていくように根を張っていくのでした。

 

深く深く、根は張り巡らされているのでした。

しばらくすると、その双葉は本葉が出て、そしてツルが伸びてきたのでした。

 

ツルはあたかも意思があるように、ちゃんと自分が楽に成長できるようにフェンスに触手を伸ばし、ひとつ一つ一つ絡まって上へ上へと伸びていくのでした。それと同時に幹がだんだんとだんだんと大きく逞しくなっていく。

 

風が「ピュー」って吹いても、ちゃんとツルはフェンスに絡まっているのでした。自分が行きたい方向に向かって少しずつ成長していく。

 

そんな成長を女の子は観察しているのが楽しみでした。

そして時と共に、ちょうど良い頃に蕾をつけ花を咲かせたのでした。

 

「あ~!お花咲いた~!」って女の子ははしゃいでいたのでした。

 

花は静かに美しく輝いていたのでした。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

 資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

 経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

 
 

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