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アダルトチルドレン

”私”の求める自由へのステップ

アダルトチルドレン   2023/04/21 (金)  11:35 AM

今日も横浜はいい天気でありました。オフィスに行く道すがら、日本丸さんを眺めておりました。「The Blue Sky~♬」っていう感じの青い空でありました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そんな姿を拝見する時、ご来室当初の頃を思い出すこともあります。

 

初回面接では現在抱えていらっしゃる問題、家系図、生育歴などのお話をお伺いさせて頂きます。そして最後にカウンセリングの目標をお伺いさせて頂きます。非常にこの部分は大切なポイントだなって感じております。

 

回復と共に次第に段々と、ご自分が求めていたゴールに向かって歩いていかれるように思います。

 

「あ~あの時願っていた目標が現実になっていらっしゃる~!」って思う時、「本当に良かった」とセラピストとして実感する私がいるのでした。

 

様々な葛藤を乗り越え、ご自分が求めている自由を掴む姿は美しいですね。着々と着々と当初求めていたご自分の希望に向かって歩いていかれる。

 

そしてその希望が現実となり、その自由な世界を生きていかれる。お見事だなと感じます。

 

幼少期からのトラウマの問題を抱え、そしてアダルトチルドレンとして生きづらさを抱える時、「生きる」という事は語弊がありますが、苦行という感じになる場合もあるかもしれません。

 

だけれどもトラウマ的な視点で見た時、それは当然な事だなと感じます。幼少期からのトラウマの問題を抱える時、色々な側面で問題を抱えてしまいます。

 

その一つに人間関係という側面があるかと思います。

 

親との関係の中で安全なアタッチメントを構築する事が難しい場合、人との関係は「他者がどう思っているか?」という風に「他人軸」で生きる展開になってしまう場合があります。家族、職場、その他人間関係が「他人軸」で回ってしまう。

 

そうして行くと過剰適応状態となってしまい、ご自分が本来求めていることから離れてしまうのですよね。

 

色々な苦しい人間関係の中で「我慢」がベースとして生きるパターンが作られてしまう。そうするとご自分の求めている自由は掴みにくくなってしまうかも知れません。

 

段々と回復と共に、私が求めている自由のために生きて行く事ができるようになるのですよね。それと共に私らしい人生の展開が見えてくるのです。

 

かつて”私”が求めていた自由な世界。

そんな世界が現実となり、自由な世界を生きていかれるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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