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アダルトチルドレン

”私”の本来の姿はどんな姿?

アダルトチルドレン   2023/10/15 (日)  12:49 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップは非常に興味深いな~って事を実感致します。

 

アダルトチルドレンからの回復のステップは、本来のご自分の姿で生きるためにご自分の楽な立ち位置をセラピストと共に見定めて行く作業でもあるのかなって感じます。

 

ご自分がどんな資質があり力がありセンスがあって、その中でご自分の今いる環境はどういった環境でどんな人たちと繋がっているか? それらの関係性でご自分はどんなお気持ちでいらっしゃるか?

 

それらを全体的に吟味しながら、ご自分の楽なポジションを模索して行く事でもあるように感じます。

 

本来のご自分の身の丈を見誤ってしまい、本来の背丈よりも低く捉えてしまったり、ご自分にとって不釣り合いな人間関係の中にいる時、それは非常にストレスフルな状況となってしまうかもしれません。

 

「自由に生きる」という時、本来のご自分の身の丈を見定める、そしてその能力を認識しながらご自分にふさわしい人間関係や環境を選び取って行く。そういったステップがアダルトチルドレンの回復では大切な要素かも知れないと、ケースの方々のお話しをお伺いしている中で感じます。

 

ご自分の能力を低く見積もってしまった場合、周りとの関係も不釣り合いになりストレスフルとなってしまうかも知れません。コミュニケーションで「理解しあえない」という事は、ストレスの要因となってしまうかも知れません。

 

それをご自分の問題と間違って捉えてしまう事で、本質の問題が解決しない状況の中で空回りをさせられてしまうように感じます。

 

セラピストという本来の姿を映し出す鏡の前に立って見る事で、本来の”私”の姿を改めて感じながら私らしい自由なステップやベクトルが見えてくるのですよね。

 

「これからの回復が楽しみですね~!」って思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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