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”私”の可能性を広げて行く

未分類   2022/01/02 (日)  5:24 PM

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

年末年始は天気が良く心地よい日が多かったですね。お休み中はお花を揃えました。

 

サイネリア、プリムラジュリアン、ヒヤシンスなど色々な花を購入しました。

お花が側にあると、心が朗らかな気持ちになります。

 

この仕事をしていて、非常にワクワクすることがあります。それはクライアントさんの本質が見えてくる時かもしれません。

 

「不安が強くて自信が無くて・・・」っておっしゃる方が、非常にガッツ溢れる感じに動かれているご様子に「あ~!これが本質でいらしゃるのか~!」って思わず笑みが溢れる感じになります。

 

非常に興味深いと感じます。

 

それだけ幼少期からのトラウマの問題は、その方の「偽りのキャラクター」というモノを作ってしまうのだなって思うのです。

 

本来の自分は、結構タフでドンドンと突き進むタイプだった。

 

実はガッツ溢れる感じで周りの方々が驚くほどのパワーがある存在だった。

 

これまで色々な事が中途半端になってしまって、そんな自分が自信がないって思っていたけれど、結構自分ってやれば出来るって気が付いた。

 

そんな風に、色々な新しい”私”を発見する事は実は良くあります。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、根拠がない罪の意識を抱えてしまうことがあったりします。つまり容赦ないご自分へのダメ出し。

 

セラピストの私から見ても「十分やっていらっしゃるのに」と思うほどに容赦ないダメ出しをしてしまう。とことんまでご自分を追い詰めてしまう。

 

その背景は、幼少期の過酷な状況の中を小さい自分が越えていかなければならない状況を強いられていたからかもしれません。

 

大人でも過酷な状況を子供の自分が、周りの大人達を助けなければいけないと思わされる万能感の部分が、このどんな「完璧でなければ許されない」という容赦ない自責感とつながっているかもしれません。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されて行きますと、いま現在生きている中での過剰な自責感から解放され、そのエネルギーを”私”のための「何か」に使ってくことができるようになるのですね。

 

ご自分の「力」を「”私”が自由になって行くため」に使って行くことができるのです。

 

だから次第にトラウマから解放されて行くと、色々なことにチャレンジされ、それまで出来ないと思っていた事ができるようになられてパフォーマンスが上がってくる事は良くあります。

 

ご自分の能力を「”私”の自由」のために使って行く事が出来るのです。

非常に興味深いなって思います。

 

”私”の可能性を広げて行くことが出来るのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

 資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

 経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

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