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アダルトチルドレン

”私”に相応しい人間関係

アダルトチルドレン   2023/05/26 (金)  12:45 PM

庭の方では衣替えをして、だいぶスッキリした感じであります。夏野菜はセッティングしたのですが、まだまだ苗は小さい感じであります。

 

茄子達はちょっとずつなっている感じで、お花もちらほら咲いていて、これからの収穫が凄いことになりそうな気配がします。

 

ダリアの花も冬は冬眠していたのですが、1メートルぐらいの大きさに成長し蕾も出来ています。真紅のダリアが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのイキイキとした本来の姿を拝見させて頂くのは、非常に爽快な気持ちになりますね。

 

色々なしがらみから解放されて「あ~楽だ~♪」の世界をのびのびと生きられる姿。素晴らしいですね。

 

私は昔、自分を偽って生きる癖というものがありました。天然のキャラクターで、バカキャラを演じるという癖がありました。

 

「え~そんな事わからない~」って感じで、弱くて何もできない自分ってものが自分って信じていました。周りがいう事は正しく、自分は間違っている。非常に自信がない自分がありました。

 

そんな時、師匠を前にした時にも「え~わかりません」って感じのキャラを演じていた時、師匠は「違うでしょう、あなたは」という態度を取られたのでした。その時私は内心「うっ!この人はいつものパターンとは違うぞ」と思ったのでした。いつもの役割のキャッチボールが出来ない事に、嬉しくもあり戸惑いを感じたことを覚えています。

 

原家族の役割を演じている時、原家族では私のスケープゴート的な存在によって、原家族の中で起こっていることは棚上げされていました。今思うと、父親からの激しい虐待があり、それを見て見ぬ振りをする弱い母親がいる家庭。私自身の問題よりも、環境的な要因がかなり問題視される状況だったと、今振り返ると実感します。

 

その中で私は自分を表現する言葉よりも、問題を抱えるバカキャラを演じていることが適応的だったように思います。

 

周囲の人間関係は、その私の役割に応じた力を削ぐ、利用する人間関係が周りにいっぱい居たように思います。私自身の中で、原家族を見つめ、そして私自身の言葉を紡いでいくようになってから、家族で起こったことを認め、そして手放し、自分自身を取り戻して行ったように思います。

 

ご来室される方々も同様に、本来のご自分の姿を取り戻し、自由な世界を生きられるようになります。振り返ってみると、ご自分を搾取しダメ出しをする、自尊心を傷つける関係性の中でいる事実に気がつかれる。

 

その環境にご自分がいる事は、果たしてご自分が心から求めている事なのか?ご自分が求めている自由ってどんなもの?

 

そんな事を振り返りながら着々と力をつけ、そして人間関係の断捨離をなさって行かれます。

 

ご自分を傷つける苦しい人間関係を断捨離されるにつれて、よりのびのびとした自由な世界を生きられるようになるのですよね。ご自分にとって心地よい世界を構築しながら、自由に生きていかれるようになるのですよね。

 

それぞれの本来の姿は非常に美しいのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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