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アダルトチルドレン

”私”が育つ人間関係と繋がる

アダルトチルドレン   2022/11/30 (水)  1:17 PM

近頃はあちこちでクリスマスツリーを見かけますね。横浜みなとみらいでは、あちこちに個性あふれるクリスマスツリーがあります。「あ〜こんな所にもあった~!」って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常にそれぞれの回復のステップは個性溢れる感じだなと感じております。

 

アダルトチルドレンからの回復は、ある意味人間関係の再構築という部分があるのかも知れないと感じます。私自身も振り返ると「なるほど~」って感じる面があります。

 

ご来室当初の頃は「人のとの信頼関係」という面、難しい状況を抱えている場合もあるかも知れません。

 

人間関係を振り返ると、人を搾取したり、疎外してきたりする人間関係が多い場合もあるかも知れません。私自身も最初の頃はそうだなったなと感じます。

 

なぜか分からないけれど、いつもいつも努力しても、人との信頼や一体感などは感じるのが難しかった。

 

だから「自分のこんな所がいけない」「こんな所が足りない」って思って、色々と振り返って努力をし続けてきた感じがありました。

 

ただ今現時点での人間関係を振り返りますと、あまり努力をして「頑張って変えなければ!」って思わなくても、穏やかな心地よい信頼関係というものを実感することができるのです。

 

「あのかつての世界はなんだったのだろうか?」って時々思うことがあります。ある意味、ご自分がどんなに頑張っても、努力しても無理な関係性というものは、元々難しいのかも知れません。

 

相手の問題をカモフラージュするため、棚上げする為に「あなたがいけない」ってボールを投げて来られる場合もあるように思います。だから問題を抱えている人間関係の中にいると、常に相手の問題を請け負わされる立場に立たされるので、どんなに努力をしてもそれがいい方向に行くということが難しくなってくるのですよね。

 

だからそんな時、ご自分にとって苦しい人間関係を振り返り、「この環境の中で何を感じ、ご自分はどうしたい?」って事をご自分を主体にして振り返っていくと楽な展開が見えてくるかも知れませんね。

 

楽な人間関係では、お互いをリスペクトし合いながら支え合う関係となって行きます。かつてのような「嵐の中、逆風に負けないで頑張る(私自身の経験)」という状況ではなくなってくるのですよね。

 

そんなより健康的なリスペクトしあえる関係の中で、無意識さんが働いて、ご自分の求めている自由へと展開して行くように思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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