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アダルトチルドレン

”私”が納得いく人生を生きる

アダルトチルドレン   2022/09/21 (水)  4:08 PM

だいぶ季節の移り変わりを感じますね。秋に入りボチボチと花を揃えている感じです。店先に黄花コスコスがあって元気な黄色に惚れ込んで購入しました。風にゆらゆらと揺れる感じでとってもキュートな感じであります。

 

日々、様々なアダルトチルドレンの問題から回復される姿を拝見しています。「ほ~!ブラボ~!」って感じに思います。

 

そしてご来室当初の頃を思い出します。「あ〜あの時は~」ってちょっと懐かしく思うのです。

 

それだけ「生き方が変わり自由になる」という事は、非常に痛快な感じがありま。”私”の人生を取り戻し、心から輝く笑顔。

 

ご来室当初というのは「なぜ苦しいか?」っていう事が分からない状況があったりします。だけれども様々な状況で「生きづらい」「苦しい」という状況を抱えていらっしゃる。

 

初回面接では、抱えていらっしゃる問題、そして家系図(ジェノグラム)、生育歴のお話をお伺いさせて頂きます。そのお話の中から「なぜ今このようであるか?」という謎が見えてくる感じがあります。

 

ご自身が「生きづらい」という問題は上の世代との関連という部分も大きく影響を受けるようにも思います。子供というのは、色々な可能性を秘めた存在だなってことを感じます。

 

「眠っている力を発揮し、どんな人生になるのかな?」って、可能性と力を感じるのです。

 

上の親の世代、そしてその上の祖父母の世代の問題という影響が、その子供の代の可能性を抑圧してしまう事もあるように思います。祖父母の代の様々な問題や葛藤等で、親自身が自由に生きられなかった。そして葛藤を抱え、親自身が本意ではない生き方をして来られた。

 

その元で育つ子供の場合、親の不全感を満たすためにコントロールされたり、支配されたり、また時には子供の自由に嫉妬されて攻撃をされてしまうという事が起こってくるのです。

 

可能性が拘束されてしまうのですよね。そんな事をご来室される方々のお話をお伺いしている中で実感します。

 

回復のステップと共に、それぞれが求めている生き方をご自分主体で動かれるようになっていかれます。親の敷いたレールの上ではなく、”私”が感じ、”私”が求めているモノのための”私”の人生を生きていかれるのです。

 

そうやって”私”の人生を歩いて行くうちに、ご自分が納得いく人生の展開が見えてくるのです。そして心から満たされるようになるのです。

 

その微笑みは非常に美しいのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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