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アダルトチルドレン

”私”が心地良い人と繋がって行く

アダルトチルドレン   2023/12/24 (日)  1:32 PM

今日はとっても天気の良い横浜であります。昨日は夜に花火が上がったりなど、みなとみらいの近辺はクリスマスシーズンで盛り上がっています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復のステップの中で「なるほど~!」って思う事があります。

 

常々感じていますが、色々な人間関係の中で繋がっている中、そこでの人間関係の境界線とご自分と相手の立ち位置を見定める事は大事だなと感じます。

 

色々な人間関係に繋がっている時、時にお互いに理解しえない状況があったり、またそこから派生する執着という問題があるなと感じます。

 

この執着心を抱えることによって、ご自分の大切な自分軸を見失ったり、怒りによって本来ある力を使って生きることが難しくなってしまうという事があるように思います。

 

ご自分と同じレベルの人達と関わっている時、そこには心地よい一体感と調和があり、心が凪となる感じがありますね。「どうして理解されないのか!」っていう怒りや執着心がない感じですね。

 

ただご自分とレベルの差がある関係では、このノイズが増幅してしまうという事があるように感じます。

 

「どうして分からないのか?」って苛立ってしまう。しかし「相手と自分は違うレベルの人間」だと思った時、この執着から離れられるように思います。

 

「あ~違うのだな」って感じで、ご自分の立ち位置を改めて確認しながら、相手の立ち位置との「差」を認識して行く。

 

ある意味、怒りになるという事は相手を過大評価しているという影響からかも知れません。過剰に相手を高く見積もってしまう事によって、「こんなレベルの高い人がどうして?」って思う。

 

だけれども「ちょっと違うかも?」もうちょっとレベルを修正して見た時に「あ~相手は相手のままで良いのだな」と、執着を手放せるようになるかも知れません。

 

人間関係の境界線を保ちながら、ご自分が心地良い人と繋がって行く。そして不快な、ご自分にはふさわしくない人達とは距離をとって行く。

 

そうして行くと自然と楽な世界が広がって行くのかも知れませんね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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