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アダルトチルドレン

無意識さんの世界に委ねてみると

アダルトチルドレン   2023/05/12 (金)  12:19 PM

今年は茄子の苗を9株も植えてしまいました。「う~ん、ちょっと植えすぎてしまったかな?」って感じであります。ついつい苗を見ると買ってしまうのですよね・・・。色々な種類の茄子を植えたので、収穫が楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ手放し、自由に生きていかれる姿は非常に眩しいなと感じております。本来の姿は非常に美しいですね。

 

興味深いのですが、回復と共に無意識的なお姿に段々となっていかれる感じがありますね。それぞれがそれぞれある、無意識さんの無敵な姿になっていかれる。そんな風に思います。

 

私自身も無意識さんと繋がっていく事を時々念頭において、師匠の大嶋先生がご提唱している「心に聞く」という事を時々トライしている事があります。

 

師匠は意識は「・」(ドット)、無意識は広大に広がる世界だと仰っておられます。非常に納得だなと感じます。

 

色々な場面において無意識さんの力を借りながらやっていくと「あれ~!あの問題は何処に?」て感じで、「ヒョイ」とハードルを超えていける感じがあります。

 

そんな時、昔~昔、私自身が臨床家になる前の頃に師匠のワークショップに参加した時のことを思い出します。

 

様々な問題には、自分自身を助けてくれる側面があるというのです。その現在抱えている問題の、助けてくれる側面を心に聞いて見ると「ほ~!」って感じます。

 

頭で考えると、問題というのは「うっ!」って思ってしまうけれど、無意識の目線で見て見ると自分が広い世界を生きる上で助けてくれる側面があるというのです。

 

私自身、臨床家になる前は色々な問題を抱え「う~ん、どうしよう~!」っていう状態でありました。そんな時、心に聞いて見ると「それらの問題はカウンセラーになるためにある」と教えてくれました。

 

その抱えている問題に「有難う」って感謝し、では「その代わりになる3つの事を教えてもらう」。心に3つの行動を聞いてみて、淡々とそれをこなしていく。

 

そうすると抱えていた問題が「あ~何だかちょっと楽になってきたかも」っていう感じの展開になっていくのです。

 

昔、昔「うっ! にっちもさっちも行かないぞ~!」って問題を抱えていた私は、1)ボランティアカンセラーをする事 2 ) 臨床心理の学校に入る準備をする事 3 ) 自分のトラウマの問題に取り組む事と心さんに教えてもらいました。

 

この3つの心さんの答えが出てきて「そうか~!」って思って、淡々とそれをこなしていくステップを踏んでいました。

 

そうしたら次第にトラウマ関連のNPO法人に所属し、そしてそこで同じ問題を抱える人達との出会いがあり、アメリカ・ボストンのトラウマ治療研修に参加する機会を得て、少しずつトラウマセラピストとしての学び、臨床心理の学校に入学をする展開の中でトラウマセラピストとしての道のりを歩む展開となったのでした。

 

今、振り返りますと「いや~!無意識さんの力は凄いな~」と思います。

 

意識(・)では「う~ん」という四面楚歌な感じがありますが、無意識さんに委ねて行く事で問題がリソースとなって行く展開があるのかも知れません。

 

それぞれがそれぞれある無意識さんの力に委ねて見ると、広い世界が見えてくるのかも知れませんね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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