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本来の”私”を生きる

未分類   2022/12/10 (土)  12:58 PM

近頃は編み物にハマっております。スヌーズを1つ作ったので、それを首に巻いて通勤しています。暖かい感じであります。

 

今度はカーディガンに挑戦しようと思います。図面を探していましたら、真っ直ぐに編むだけのカーディガンを見つけました。元気の出るビビットなピンクの毛糸でこれから作成しようと思います。編み物の世界も面白いです。

 

アダルトチルドレンからの回復は、非常に興味深いな~って感じがあります。ある意味「生き方が変わる」という風に表現してもいいかも知れません。

 

私自身、お花と野菜づくりが大好きでしたが、昔は私はさほどお花などに興味を持っている人間ではなかったです。しかし段々と、回復と共に、自分の好きなもの、嫌いなものがハッキリとしてきて、「お花っていいよなぁ」って思うようになり、私にとって大切なモノの一つとなっています。

 

アダルトチルドレンの問題を抱えていますと、「役割」の中で生きさせられるという事が起こってくることは良くあります。

 

ご来室当初は、その偽りの「役割」を背負って「自分ってこんな人間なんです」という風な感じで、いらっしゃる場合が多くあります。

 

例えば「自信がない」とか「仕事に向いていない」とか「能力がない」とかっていう風におっしゃっています。駆け出しの頃、私はそんな言葉を間に受けていました。

 

そして師匠にケース指導をお願いした時、「この方は能力がないっておっしゃっているけれど、能力高い人ですよね」と仰ったのでした。私は「え~!」って思って、新たな視点や感覚で持ってケースの方とお会いするようになったのでした。

 

そうするとみるみるうちに、その方の”本来の力”を発揮されてステップアップされて自由になって行ったのでした。

 

「能力が低い自分」っていうのは、偽りの「役割」の側面だったのでした。蓋を開けてみると、親よりも賢い存在で鋭い存在だから、親から嫉妬されてダメ出しをされてしまったが故に、自信を削がれて偽りの姿で生きるという風になっていたのでした。

 

非常に興味深いと感じます。

 

面接の中で、それぞれがそれぞれお持ちでいらっしゃる、光る「何か」を見つけるのが、私は大好きなのですよね。

 

「強者でいらっしゃるな~」って内心感じながら、彼らの自由になる姿を拝見させて頂くのが楽しみなのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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