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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿で生きる世界

アダルトチルドレン   2023/05/27 (土)  11:31 AM

庭の方ではジャガイモがスクスクと育っています。近頃は若干葉っぱが黄色くなって来ている感じです。葉っぱが黄色くなってくると収穫時のようです。

 

先日ちょっとジャガイモをチェックしてみましたら、10㎝ぐらいに育っていました。日光に当たると色が変色してしまうので、根元にかぶせ土をしました。

 

梅雨に入る前に収穫すると良いとの事で、「いつぐらいに収穫をしようか?」っていう感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつご自分の感情を認め、ご自分が楽なポジションを模索していらしゃるなと感じます。

 

アダルトチルドレンの回復を拝見していますと、非常に興味深いなと感じます。

 

初回面接ではご相談内容、ジェノグラム(家系図)、生育歴のお話をお伺いさせて頂きます。現在抱えていらっしゃるご相談内容と、家族的背景は非常に関係していることが多くあります。そしてジェノグラムの中にその方の「力」というか、そういう部分も発見することがあります。

 

そんな時、「どうして今このようであるか?」っていう部分について、生育歴のお話の中から答えを見つけていく感じがあります。そしてその方のこれからの伸び代と本来の姿を感じる事もあります。

 

幼少期のトラウマの問題によって、その本来ある能力が阻害されてしまっているという事があるように感じます。

 

師匠は多様性について仰っておられますが、非常に納得だなと感じることがあります。その方がその方らしく、そのままの姿が一番美しく素晴らしいと日々感じております。

 

幼少期のトラウマの経過では、その部分が阻害されてしまっていると感じています。

 

その阻害される要因としては、親自身の問題によって、親自身の価値観などによって、子供の本来の姿を抑制したり、邪魔したりっていう事があったりするのかも知れないと思います。

 

親は親自身の問題を抱えていても、それは親の問題なので、子供とは関係ないと思われます。だけれども親自身のコンプレックス、それによる親自身の自信のなさを、子供によってそれを満たそうとしてしまう場合があるように感じます。

 

そうしますと、子供は本来ある力をそのまま伸ばすというよりも、親のエゴを満たすためにコントロールされてしまうという事が起こってくるのですよね。

 

そうしますと本来そのままで十分で、その力を自由に伸ばして行ったらどんなに楽しく自由な展開が?っていう側面が阻害されてしまうのですよね。

 

アダルトチルドレンのカウンセリングは、ある意味その本来ある姿を取り戻し、ご自分の中にある様々なリソースを活用しながら生きるという事なのかも知れません。

 

眠っている本来の力を活かしながら、自由に生きる姿は非常に美しいのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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