Home > スタッフブログ新着一覧 > 本来の”私”が求める生き方

アダルトチルドレン

本来の”私”が求める生き方

アダルトチルドレン   2022/12/09 (金)  11:19 AM

日々、様々な方々がご来室されています。ご自分に向き合い、一つひとつ力をつけて世界を広げていらっしゃるなと感じます。カウンセリングの展開の中でひとつ大切なポイントがあるなと感じております。

 

それは「内省」という作業だと思っております。

 

ご自分を振り返る作業。ご自分の様々な感情や、ご自分を取り巻く環境について振り返り、ひとつひとつ認めていく事で、それまで抱えていた何かを手放して次のステージへとステップアップしていかれるのだと思います。

 

この展開って一見すると「地味な作業」って思われるかもしれませんが、ご自分の中にあるものを「認め」て手放していく事で、着実にご自分が求めている方向へと進んでいくことができるのです。

 

着々と着々とですので、気がついて後ろを振り返って見たら「お~!随分と力をつけてきた~!自分!」っていう事にお気づきになるのですよね。

 

その「力」は誰にも奪われない”私”の「力」となって、”私”が自由に生きていくリソースとなっていくのですよね。

 

トラウマの問題を抱えていますと、根底にある様々な感情を認めていく事が難しくなってしまう場合も時にあったりするかも知れません。私自身も昔あったなと感じております。

 

自分の中にある様々な出来事を見たくなくて、蓋をしたくて、その代わり真逆の誰かを演じて生きるという事をあえて選択していた時代がありました。

 

そのトラウマの問題を封印する事で、それに付随する様々な問題や症状が発生してしまう場合があるのです。それは時にトラウマのフラッシュバックだったり、時にトラウマの再演に関連する人間関係の問題だったり、またトラウマの感覚を抑圧するために依存の対象物が必要となってしまう場合など、その影響の出かたは様々であります。

 

つまりトラウマの問題を抱えていますと、本来のご自分を抑圧しながら生きるという展開となってしまうのです。その代わりそれに付随する問題や症状を抱えてしまう。

 

当相談室では、短期で安全な形で効果を発揮するFAP療法を用いながら、根底にあるトラウマの問題を整理させて頂きます。

 

それによって大切なご自分を認めながら、”本来の私”が求めている方向へと着々と進んでいく事ができるのです。その姿は非常に生き生きとした美しい姿なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=5369

ページトップへ戻る