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アダルトチルドレン

トラウマを越えた人生を生きる

アダルトチルドレン   2023/07/06 (木)  12:55 PM

家の庭の方にはかぼちゃが着々と大きくなっています。暑くなって来るとかぼちゃにとってはいい季節なのか、ますます成長している感じです。

 

蕾のようなものも出来ている感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。一つ一つご自分の感情に向き合われ、そして過去を手放して、ご自分らしい人生のステップを歩まれていらっしゃるなと感じております。

 

ご自分を振り返る事(内省)で着々とご自分の力となり、そして成長して行かれるのだなと感じます。

 

トラウマの経験の中で無力感という部分があるなと感じております。私自身も原家族の中での経験から、自分自身について無力感を感じて、そんな自分が嫌で嫌で仕方ない感覚を抱えていた時代がありました。

 

トラウマによって自分がやられてしまった、大切なものが損なわれてしまった自分っていうポジションが物凄く嫌で「そこのポジションから離れるためにはどうしたらいいのだろうか?」と思っていました。早く早く回復して、自分の力を取り戻したいと思っていた事がありました。

 

学生時代から師匠の大嶋先生の教育セラピーを受けながら、一つ一つ自分の痛みと課題に向き合ってきた経緯があります。

 

そうしていくうちに、これまで抱えていた原家族のトラウマを手放し、そして自分の人生に対する意味付けをしながら、セラピストとしてのアイデンティティを育ててきた経緯があります。

 

何となくトラウマからの回復は、過去に向き合いながら、様々なものを手放していく作業のように思います。そしてトラウマの過去をご自分の血と肉としながら、それを肥やしにご自分らしい花を咲かせていくステップでもあるように感じます。

 

ご自分にとって「何か」を手放し、そこから新たな視点でもってご自分の人生を生きていかれる

 

トラウマを肥やしにし、そこから私らしい人生を育んでいくステップを歩んで行かれる。その姿は非常に美しいのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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