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アダルトチルドレン

トラウマを乗り越えて輝く姿

アダルトチルドレン   2023/03/12 (日)  10:33 AM

今日も横浜はいい天気でありますね。グリーンピースの花達が一段と元気に咲いていました。可愛らしいグリーンピースの花であります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。輝く笑顔を拝見する時、「良かったな~」って思いながらいます。

 

時々私はポッドキャストの「Trauma Therapist」を聴いて通勤しています。結構これが私は好きであります。それは様々なたくましいトラウマセラピストの方々が登場するからです。

 

様々なトラウマの時期を経て、そして向き合い、それを肥やしにして花を咲かせる姿に勇気をもらえる感じがあります。

 

心的外傷後成長(Post Traumatic Growth)という言葉があります。私はこの言葉がとっても好きです。

 

戦場のトラウマを乗り越えてこられた方々がご来室され、そしてトラウマを越えて自由に生きる姿を拝見する時、私はこの心的外傷後成長の事がふと頭によぎります。

 

相談室を通じて、皆様と繋がりながら、共に自由になっていくように感じております。

 

私自身も幼少期からのトラウマの問題を抱え、そしてそれを自分の人生に意味付けをしながら、そしてセラピストとして生きる人生を選択して来た経緯があります。

 

そんな時、トラウマの問題は私の中では、ある意味本来ある力に楔が刺さり、無力感を植え付けられてしまった状況ではないかと感じています。

 

トラウマの過去によって、その未消化の感覚が心に張り付いてしまう結果、トラウマの無力感や自分への無価値感が心に残ってしまう。

 

語弊があるかもしれませんが、力を奪われてしまうという事が、トラウマの影響によって起こっているように感じます。

 

だけれども人の心の可塑性というのは素晴らしいとも、トラウマ治療専門のセラピストをやっていて実感致します。

 

越えてこられたトラウマの歴史、そこで傷つけられた事は事実であるけれど、だけれども人はどんな事があっても、それを乗り越えて自由に生きる力があるのだって言う事を、回復されて行かれる方々の笑顔に感じるのです。

 

トラウマを凌駕するたくましい姿。

 

そこにトラウマ治療の可能性を日々、感じながら自由になって行かれる美しい姿を拝見しながら思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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