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アダルトチルドレン

もっと広い世界を生きる

アダルトチルドレン   2023/02/09 (木)  10:50 AM

お休みの時に庭の整理をしました。お花達の世話をしていると、とっても楽になります。

 

前から気になっていた百合の球根を購入しました。「あるかな~?」ってお花屋さんをのぞいてみたらあって「良かった~!」って感じで5株購入しました。

 

今年は球根コーナーが出来ました。ダリヤ(3種)、ヒヤシンス、チューリップ、百合と気がついたら球根コーナーが出来ました。

 

今年はジャガイモを2種類作る予定なので、球根達を引っ越しさせて場所を確保しました。これからが楽しみです。

 

日々、様々な方の回復される姿を拝見しています。無意識の姿は非常に美しいなって感じます。

 

回復される方々の共通点っていうものがあるなと感じます。それは自分中心の生き方にシフトしていくという事です。

 

「自分中心」っていうと、ワガママとか自己中っていうイメージがありますが、案外と自分軸を持って自分中心の方が周囲の人間関係と一体感と調和が生み出されるように感じます。

 

師匠は回復すると性格が悪くなると以前仰っていたなと思います。語弊がありますが、非常に納得な感じだなって思います。

 

自分を大切にして生きる時、かつてのように「良い人」を演じる事が難しくなっていくのですよね。

 

ご自分の中にある喜怒哀楽の感覚を指標として、楽な事、心地良い事を中心に人間関係などの選択をしていくと、無意識をベースとしたネットワークが作られて行くように思います。

 

幼少期のトラウマの問題やアダルトチルドレンの問題を抱えていますと、「人の気持ち」をベースとして生きる癖がついてしまうように思います。

 

「周りはどう思っているか?」「相手の意向を大切に自分を犠牲にしなければならない」という状況が出来てしまい、そこで繋がっていく人間関係は自己犠牲をベースとした我慢しなければならない関係となってしまう。

 

そうしますとお互いにリスペクトしあえる人間関係というよりも、搾取されてしまう人間関係が作られてしまうのですよね。

 

そのような関係の場合、どんなに努力をしても自由になっていく事が難しくなってしまうのですよね。そしてご自分を大切に思う自尊心も育っていかない。

 

回復と共に、”私”を軸とした感じにシフトしていく。そうすると本当に必要な人間関係、楽な人間関係が残っていく。そしてご自分を搾取する人間関係は自然と整理されていく。

 

そしてもっと自由な世界が作られていくのです。その世界は自由な広い世界だったりするのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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