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アダルトチルドレン

”自分軸”で生きる世界

アダルトチルドレン   2022/10/30 (日)  11:36 AM

今日はいい感じの秋晴れであります。横浜マラソンが丁度スタート直前な感じでありました。「ウオ~!」って感じの熱気で、ランナーの方々が「ド~!」っていました。

 

なんか眺めているだけでテンションが上がる感じでありました。「良いな~♪」」って感じにちょっとだけ眺めていました。

 

日々様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ、だけれども着実に回復されているな~って事を感じます。

 

そんな時、私自身の昔の事も同時に思い出しました。昔は何か不快な事があった時、人に話をして、その感覚が正しいかという事を確認していた事がありました。

 

「自分の感覚や感情が正しい?」って、誰かに味方になって欲しくて話をするのだけれど、話をしても結局自分が思っている答えが返ってこなくて、「なんかモヤモヤするな~」って事を感じて、話せば話すほど余計に苦しくなっていたのでした。

 

今では不快な事があると瞬時に「イラッ」っとする自分を感じ、「あ~自分はイラッとしているのだな」と感じる自分がいるなと思います。

 

師匠という”鏡”の前に自分自身を映していくにつれて、次第に「自分は自分が感じたままで良くて、その感覚のままで動いていいのだ」っていう事が知らず知らずに思えるようになり、より喜怒哀楽というものがクリアになっていった感じがあります。

 

非常にこの部分って回復の面では大切な部分だなって思ったりしています。ある意味それは自己肯定感や自信の部分とリンクするからです。

 

「私は私で良い」っていう、ご自分を大切にした感覚と結びついているからです。色々な環境や人間関係の中で、この「自分軸」の感覚が育てくるからこそ「私は私で良い」っていう感覚が育ち、ご自分が自由になっていく選択肢をチョイスする事ができるからです。

 

昔私は、「生きることは苦行だ~!」って思っていた事がありました。「他の人は楽に生きているぽいと思えるけれど、なんで自分はこうも生きるということが苦しいのか?」って思っていました。

 

その本質的な理由は「一緒にいて苦しい人間関係といたから」というのもあるかもしれません。何をやってもネガテイブで返ってくる人間関係の中にいた。自分の感覚を感じる事ができなかったからだと思います。

 

少しずつ「自分が感じているままに動く」ってう事ができるようになってから、楽な環境や人間関係を選んでいく事ができたのでした。

 

その関係性は普通にしていて心地良い関係なのですよね。必要以上に気を使ったり、不快な感覚にさせられる事もない関係。

 

その関係の中では、物凄い「うりゃ~!」って力を入れなくても、自分が求めている方向に人生が自然と展開していく。

 

”私”の中にある心の羅針盤。非常に自由になっていく上で大切なモノかもしれません。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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