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アダルトチルドレン

”私”の自由を追求していくステップ

アダルトチルドレン   2024/08/23 (金)  12:26 PM

少しずつ季節が秋に近づいている感じがあります。庭の夏野菜も少しずつ終わりに近づいている感じです。秋の野菜は色々とあり、土を整理して行こうと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

アダルトチルドレンの回復は、非常に興味深いなって事を感じます。

 

「自由に生きる」という事を考える時、親との関係を振り替えていくと色々な事が発見していく感じがあります。

 

「自由に生きたい」と願っていても、しかし真逆の「自由に生きるのが怖い」っていう感情も同時にあったりする事があります。ちょうどブレーキとアクセルを両方ふかしているという感じかもしれません。

 

それは原家族との関係の親との能力差によって、それが出てしまう事があるように感じます。同じ家族であっても、知的な能力というのは同じではないという事があったりします。

 

親よりも知的に能力が高い。そうすると「親よりも秀でてしまうという事=親からの嫉妬の破壊(虐待)を受けてしまう」という、条件づけが出来てしまう事があるように思います。

 

「自由になりたいけれど、自由になってはダメ」っていう事の裏側には、親からの嫉妬から身を守るための、必死な格闘があったりするのです。

 

だから日常生活で、様々な局面であえて自分を貶める事を繰り返してしまったり、また自由にやる事を恐れてしまうという事があります。また自由になると親からの嫉妬攻撃のフラッシュバックが出てきてしまうという事もあります。

 

自分が不幸である事は、心から求めていないけれど、しかし「自分が不幸であることは安全である」という事が同時に起こってしまうのです。

 

そんな原家族を背景とする親との関係性を紐解いていくと、段々と自由になる事を恐れなくなってきます。つまり親の嫉妬を恐れなくていいという、過去の嫉妬による恐怖(トラウマ)に怯えなくなってくるのです。

 

等身大の今の”私”の感覚で、本来の”私”を大切に大切に磨きながら、ご自分の自己肯定感を育ててていく。そんなステップが見えてくるのです。

 

”私”の自由を”私”のために大切にしてあげるステップ。

非常に大切なポイントかもしれません。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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