Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”が主人公の人生を生きる

アダルトチルドレン

”私”が主人公の人生を生きる

アダルトチルドレン   2026/10/02 (金)  12:52 PM

秋になりますと、毎年真紅のダリアが咲いてくれます。深い赤は美しいな~!って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに力をつけて来られていらっしゃるな~!って事を感じます。「私は私のままで良い」、という静かな自信を感じます。

 

アダルトチルドレンからの回復というのは「生き方が変わってくる」という部分と同義だなっていう事を感じます。非常に興味深いのですが、回復と共に適材適所じゃないですが、ご自分にとって楽な環境や人間関係を選び取り、その中で自由になっていかれるなと思います。非常に興味深いという事を感じます。

 

ご自分の感覚に繋がり、そしてその中にある美意識に繋がって生きることで、自然と肩の力を入れずに楽に生きるという事ができるのかも知れません。

 

なんとなく思うのですが、ご自分が抱えている問題や症状というのは、本来の生き方とは異なった、その無理や苦しみという部分が「症状が教えてくれている」という部分があるかも知れません。

 

問題や症状が「今の生き方は相当無理があるよ~!」っていう感じで教えてくれている。ある意味、ご自分に向き合っていく作業の中で、本来の”私”の楽な立ち位置というのが定まって、その生き方にシフトチェンジして行くことによって、無理がない自由な生き方ができるのだと思います。

 

ある方は、不安の問題を抱えていた。その問題だけが治れば良いと思っていました。

しかし当時のその方の生き方は、周りの人が中心の生き方でした。

 

周りが求めている自分の姿が第一で、それらの期待に添えない自分が罪深いというふうに思っていた。そして同時に不安の症状を抱えていた。

 

生きる上で大切なのは周りの期待、周りの人の自由のために自分が動くこと。それがその方にとっての大切な「軸」となっていました。だけれどもそれは、無意識的な部分ではかなり無理があり、差があったのですよね。

 

回復と共に、次第に色々な事が見えてき他のです。

 

それは「周りの為に自分が存在する」という事は、周りが自分に対して勝手に求めている期待であり、そしてそれはある意味自分の存在を搾取する、道具的扱いをされていたということに気がついたのです。

 

「周りにとって都合がいい自分」として存在していた。そして周りの人の表向きと裏向きの顔が見えてきたのです。表向きは優しい。だけれども本質的には人を利用する、便利な人として扱っていた。自分達が都合がいい時だけ大事にする、そんな搾取される関係だったと気がついたのでした。

 

その関係の本質が見えてきた時、「あ~この人達のために犠牲にならなくていいんだ」という事が見えてきたのです。

 

そして「自分が何を求め、人生をどう生きたいか?」それを大切にしてくようになったのでした。

 

私は何を求めている?

私はもっと勉強したい。

そして好きなものに囲まれていたい。

 

そんな事が見えてきた時、心から「あ~楽しいな~」という喜びと自信を感じられるようになったのでした。そして人間関係がガラッとシフトチェンジをして行ったのでした。

 

人の優しさを利用する人間関係を整理して行ったのでした。そうした時、「あ~これまでしがらみの中で自分は生きていたのだな」という事が見えてくる。

 

そしてそんな人達の気持ちを第一優先にしていた自分がおかしく思えたのでした。

 

「自分は自分で良い」この心地良さと共に「私のための人生」を生きられるようになったのでした。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9583

ページトップへ戻る