アダルトチルドレン 2024/09/06 (金) 4:26 PM
段々と朝夕が涼しい感じになって来ました。ちょっと「秋だな~」って感じになりました。ちょっと涼しい感じですと、駅までの道すがらとっても心地良い感じになります。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの自由や大切なモノの為に、生きていかれていらっしゃるなって事を感じます。
ご自分の原家族との関係を振り返り、そしてそこでの痛みを認め、そして必要なモノをご自分の肥やしとして、そして要らないものは手放して行く。そんなステップを歩んでいかれるなという事を感じます。
その姿は非常に美しいなと感じます。
「世代間連鎖」という言葉がありますが、ご自分を見つめて過去を手放して行く中で断ち切っていかれているように思います。
トラウマの問題はその記憶と感情が整理されていない場合、そのトラウマを再演してしまうという性質があるように感じます。トラウマの過去が過去として終わっていない為に、トラウマの過去に引き戻されてしまうという事が起こってくるのです。
「あの親のようになりたくない」と強く思っていても、トラウマとなってしまっている場合、トラウマの過去に戻されてしまい、ご自分にとって忌み嫌っている親のようになってしまう。そのような事はトラウマを抱えている場合、良くある事かも知れません。
トラウマ治療と共に、少しずつ過去を認め、そして手放して行く。そうするとご自分の求める「今」、そして「未来」を作って行く事が出来るようになるのです。
ある意味、怒涛の幼少期のトラウマの問題を乗り越えて来たからこそ、その苦しみから導き出される大切な「何か」の為に、ご自分の人生を生きていかれるようになるのかも知れません。
トラウマから解放された自由な世界を生きていかれるのですよね。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
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