Home > スタッフブログ新着一覧 > 世代間連鎖を断ち切って自由に生きる

アダルトチルドレン

世代間連鎖を断ち切って自由に生きる

アダルトチルドレン   2026/09/02 (水)  3:43 PM

しばらくお休みを頂いておりました。とうもろこしがいい感じに出来ていました。「お〜!」って感じで感動しました。約2ヶ月で収穫できるのですよね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。トラウマからの回復というのは、ご自分の本来ある伸び代を実感しながら、世界を広げて行く事だなっていう事を感じます。

本来のご自分に見合った世界を生きるという感じが致します。

 

自由を拘束されてしまう要因、それは色々とあるなという事を実感します。それは上の世代からのトラウマの問題によって、両親自身が自由に生きられないという状況下、「親よりも幸せになってはいけない」という呪縛を両親から受けてしまうという事があるように思います。

 

自由になる罪悪感、自由になると急に不安が襲ってくるなどというのは、背景にはこのような問題が潜んでいるという事が考えられます。子供時代、色々な事に挑戦して、自分の可能性を広げる機会というのが学校やお友達関係や習い事などであるかも知れません。

 

そんな時「こんな力があるんだ~!嬉しい~!」って喜んでいると、側にいる上の世代からのトラウマを負っている親達は自分達にはない可能性がある子供に対し、理不尽な形で怒りをぶつけ、時に子供が不幸になるように陥れる事で、親自身が抱えた不幸に対する怒りを子供に植え付けるという事があるのです。

 

本来は子供の可能性を育み育てていくはずの親が、「子供の可能性を破壊する」という事が、上の世代からのトラウマによって起こってしまうのです。

 

トラウマというのは「破壊」を引き起こしていくと考えられます。上の世代からのトラウマ、それは時に戦争トラウマだったりするかも知れません。そのトラウマの「破壊」によって、ご自分自身や自分の大切にする人達をそこに巻き込んでしまうという事が起こってしまう事があるかも知れません。トラウマの怖さというのは、その点にあると言うふうに感じます。

 

大切なご自分、大切なご自分の誰かを傷つけてしまうというトラウマの連鎖というものが、トラウマの本質ではないかと感じます。

 

しかしこれは変えていけるものなのですよね。ご自分が植え付けられてしまったトラウマ、そこにある記憶と感情を整理していくうちに、そのトラウマの破壊に名前がついてきます。

 

それは父親自身が自分の人生を十分に生きられなかった憤りと嫉妬。

また時に娘の可能性を恨み、嫉妬した母親の憎しみ。

 

そのトラウマを手放していくと、そこには凪の世界が広がっているのですよね。

親達の背負った苦しみはもう必要ないのですよね。

 

本来の私の姿に戻った時、そこには眠っていた可能性が広がって行くのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9521

ページトップへ戻る