Home > スタッフブログ新着一覧 > トラウマの連鎖を断ち切り自由に生きる

子育ての悩み

トラウマの連鎖を断ち切り自由に生きる

子育ての悩み   2026/11/04 (水)  12:27 PM

庭の方では苗コーナーではだいぶ発芽が出揃いました。もう少し大きくなったら、定植をしようと思います。ジャガイモはちょっと季節外れでしたが、芽が出ていました。「やった~!」って感じです。これからの成長が楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ、本来の私の世界を取り戻されていらっしゃいますね。

 

当相談室では幼少期からのトラウマを背景とした、様々なご相談をお承りさせて頂いております。幼少期のトラウマは、大人になってからご自分の人生を生きていく上で、様々な形で足枷となってしまいます。

 

その一つに子育ての問題があるかも知れません。初回面接は3世代上からの家系図について、お話をお伺いさせて頂きます。この家系図のお話をお伺いさせて頂く事で、問題の本質の要因が浮き彫りになってきます。

 

子育てについての問題は、上の世代からの世代連鎖、そこから派生して親ー子関係におけるトラウマの問題によって作られてしまっている事がよくあります。

 

祖父母の代で様々なトラウマの問題を抱えている場合があります。お酒にまつわる暴力や虐待の問題があった。戦争などのトラウマを抱えていた結果、そこからお酒や暴力の問題が派生し、祖父母の代(親は子供の立場)でトラウマを背負ってしまっている。

 

そしてそのトラウマは未治療の状況になっている事が多く、祖父母の代でのトラウマを背負った親は、多くは同じように子供を虐待したり、ネグレクトをしたりという問題が世代間で及ぼしてしまっているのです。

 

目の前のお子さんを前にする時、親御さんが子供として育っていた時のトラウマを刺激してしまう事が起こってしまう事があります。親御さんご自身が子供時代、親がどうご自身に接していたか?

 

虐待やネグレクト、また親と子供の立場が逆転し、非常に親を気を遣っていた子供時代があったかも知れません。

 

そうした時、頭では「あの親の様になるまい」と強く願い、そして努力をし続けて来られる。しかしトラウマの問題は記憶と感情が整理されない限り、今現在の日常や親子関係の中で顔を出してしまうのです。

 

そうした時、心では「子供を大切にし愛したい」と強く思っていても、トラウマ反応によってそれが難しくなってしまうという事が起こってしまい、子育て自体が苦しくなってしまうという事が起こってしまうのです。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されていきますと、次第にご自分の子供時代の苦しみから解放されていきます。そして「今、この時」を楽に生きられる様になるのです。

 

そしてお子さんと一緒にいる事が苦しくなくなってくるのです。ご自分のトラウマの過去は過去として整理し、そして今この時を生き、未来を生きていく。

そんな展開が見えてくるのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9646

ページトップへ戻る