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アダルトチルドレン

”私”が楽な環境を整えて行く

アダルトチルドレン   2024/04/25 (木)  12:47 PM

今日はとても暖かい1日です。時々庭を「じ~」って眺めていますと、その変化がとっても面白い感じがあります。

 

今年は赤タマネギを初めて作りました。よく見てみると段々と根元の方が赤いタマネギが出来ている感じでした。「お~!」って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常にそのステップは興味深いな~って事を感じます。

 

回復と共に、それまで見えなった事が見えてきて、分からなかった事がわかるようになって来られるなと思います。

 

これは私自身も経験があります。トラウマの問題を抱えていますと、感覚麻痺や自己肯定感の問題を抱えてしまうという事があります。

 

ですのでトラウマからの回復と共に、その二つの部分が修復されて来ますと、ご自分を取り巻く人間関係を改めて「お~!」って感じで分からなかった事が分かってくる展開があるように思います。

 

回復の当初は、「自分は間違っている、周りは正しい」っていう感覚で、自分の感覚を信じるという事は難しい状況があったりするかも知れません。

 

だけれども「私」の感覚が繋がってくると共に、周りの等身大の姿がわかって来るようになります。「あ~なるほど~」って感じで、周りの姿が見えて来るのですよね。

 

それと共に、いい意味でご自分の中にある様々な不快感も同時に感じられて来るようになります。これは回復のステップでは非常に大事なステップだな~って事を感じます。

 

それは”私”を軸として、繋がって行く人間関係を「自分軸」でもって改めて捉え直して行くという事ができるからです。

 

「自由に生きる」という事を考える時、ご自分にとってあまりにもストレスを感じたり、またアンフェアな関係性の中でつながる人間関係は、自由になる力を阻害してしまう事があるからです。

 

段々と回復とともに「”私”が楽に生きるには?」って事を主軸に、人間関係や環境を整えて行くという事が自然と進んで行くのですね。

 

”私”が心地よい関係、そんな楽な関係が次第に構築されて行くのですね。

 

そしてますます自由になっていかれるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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