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アダルトチルドレン

”私”の人生を生きる自由

アダルトチルドレン   2024/02/15 (木)  2:16 PM

今日はとても天気のいい横浜であります。先日、ロマネスコを収穫しました。

その他の株も着々と実がなっています。

 

「次は何を植えようかな?」って感じですが、これから3月にかけてじゃが芋が時期となります。丁度いいスペースになりますので、ロマネスコが終わったらじゃが芋を植え付けようと思います。段々と暖かくなって来ますと、野菜達も幾分イキイキとしている感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

そのステップは非常に興味深いと感じます。

 

当相談室では初回面接では、ご相談の主訴以外に家系図(ジェノグラム)、また幼少期からの生育歴についてお話しをお伺いさせて頂いております。これらのお話は非常に大切なポイントだなと感じます。

 

「今、なぜこのようであるか?」っていう問いの”答え”が見えてくるからです。

 

多くの問題は、家族的背景などの問題から影響を受けているという事が考えられます。家系図では3世代上の祖父母の代からお話しをお伺いさせて頂きます。

 

アダルトチルドレン特有の「生きづらさ」というのは、上の世代からの問題から落とし込まれている場合が多くあります。

 

ご自分の問題と思って一生懸命に努力したり、ご自分を責めてしまっていても、問題は解決しないという事があるかもしれません。その「生きづらさ」の元となっているのは、別のところにあるように感じます。

 

「不安が強い」とか「怒りの問題」などの問題は、上の世代の祖父母、親のトラウマを背負ってしまっているという事があったりします。

 

親自身を振り返ってみると、幼少期から機能不全家族の中で育ち、そしてその怒りや恨みや執着を抱えたまま大人になり、そして家族作る。

 

だけれども、そこでも配偶者との関係で葛藤を抱え、怒りを抱えながら親として子供を育てていく。それはある意味、親自身が累積された、これまでのトラウマの数々への未消化な怒りを溜め込んでしまっている状況の中で生きるという事があるかも知れません。

 

その中で子供を育てるという事は、その子供の可能性や自由、そして自分のは無い物を持っている存在への嫉妬心や、親自身の人生に対する不甲斐なさや怒りを抱えながら生きる事になるかも知れません。

 

その状況下で、子供はその親のこれまでの人生における苦しみを背負ってしまうという事があるかも知れません。つまり親という限界を抱えてしまう事で「生きづらさ」が作られ、親のトラウマを背負って生きることを強いられてしまうのです。

 

そんな「親の苦しみやトラウマを背負っている」という事が明らかになって来た時、「あ~私は私の楽な人生を生きていいのだな」って事が見えてくると同時に、これまで抱えていた苦しみは親自身が背負って来た苦しみで、それは親自身が向き合って解決すべきモノという事が見えてくるのですよね。

 

シンプルにご自分の人生を楽に生きていかれるようになるのよね。

それは色々な可能性が秘めた自由な人生なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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