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アダルトチルドレン

”私”が育つネットワークを作って行く

アダルトチルドレン   2023/12/21 (木)  12:45 PM

近頃はとっても暖かい感じがあります。先日、柚子の木を発見しました。「柚子を育てたら楽しいだろうな~」って思って購入しました。これから大きな鉢に入れ替えて、育てて行こうと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。一つ一つ、自分らしく自由になって来られているなと実感致します。アダルトチルドレンからの回復は非常に興味深いなと感じます。

 

本来の姿に戻っていかれる時、そこで大事になってくるのがやはり人間関係だなと実感する感じがあります。

 

「誰と繋がって誰と繋がらないか」、その部分は大きく自由になって行く上で大切な要因だなと感じます。

 

抑圧されたトラウマの問題から解放されて行く時、その方の眠っていた力や可能性もまたグングンと伸びて行く感じがあります。

 

幼少期のトラウマを抱えていたからこそ、その方にとっての伸び代が封印されてしまい、本来の姿とは異なった姿で生きさせられてしまう場合があるように思います。

 

色々なしがらみやトラウマの問題から解放されて行くと、美しい本来の姿に戻っていかれます。それと同時に人間関係のシフトチェンジみないな事も起こってくるように感じます。

 

それまで関わっていた人間関係に違和感を感じ「あれ?」って感じで理不尽な形で攻撃を受けたりという事は、実は自由になって行くステップの中で良く起こったりするかもしれません。

 

それはどうして起こっているのか?

 

トラウマの問題から解放されていきますと、それまで見えなった事が見えて、分からんかったことがわかってくるステップを踏んで行くのですよね。おのずと知的な能力やパフォーマンスが上がって行く事が起こってきます。

 

それだけ潜在知能というものが高く、そしてそれに基づいた伸び代というものがあるのですよね。

 

ある方は「自分は自信がなくて、仕事が出来ない」と仰っていた方は、上司を越えてしまったという場合もあったりします。

 

それだけ機能不全家族の中で生きるという事は、本来の力を封印してしまうという事が起こっていると思います。

 

その回復のステップでは能力が上がって行くと、一次的に周りとのバランスが崩れてしまうという事が起こってくるようにも感じます。周りからの嫉妬の影響を受けてしまうという事もあります。「ずるい〜!元の姿に戻れ~!」的な感じであるかもしれません。

 

そんな時、大切なポイントとして「自分が一緒にいて心地よい人、通じ合える人と繋がり続ける」ということが大切な要因かもしれません。

 

それまで普通に繋がっていたけれど「どうもこの方と一緒にいると不快なことが増えてきたかな?」っていう人と距離をとって行く。

 

そうすると”私”を中心とした”私”が守られる一体感と調和のあるコミュニティーが作られて行くのですよね。

 

互いの能力を認め合い、リスペクトし合える関係性の中で”私”は育ち、ますます本来の姿に戻っていかれるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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