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アダルトチルドレン

”私”の世界は凪

アダルトチルドレン   2023/12/10 (日)  12:49 PM

今日もまた横浜はいい天気です。近頃は暖かい日が続きますね。休みの度に植物を植えています。段々と庭全体が野菜と花で賑わっている感じです。ネギもジワジワと大きくなっています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの「本来の姿」に戻っていかれる感じがあります。「ほ〜! 本来の姿ってこんなお姿だったのだな~!」って驚かされる感じがあります。

 

何となくご自分の性格傾向として「ネガティブ思考」とか「不安が強い」とか「人に対する不信感がある」とかって捉える場合があるかと思います。そして「それを正さなければ!」って感じに思われるかも知れません。

 

何となく「家族」という枠組みで、アダルトチルドレンを背景とする問題を眺めて見た時、それらはご自分の問題というよりも、どちらかというと親との関係性によって作られてしまった問題(幻想)と感じる部分があります。

 

機能不全家族の中で生きる時、もちろん上の世代もまた機能不全家族の場合があり、親もまた機能不全家族の中で幼少期を経て、そして大人になって家族を作り、そして自分の家族がまた機能不全家族となってしまう負のスパイラルがあるように感じます。

 

根底には親自身もトラウマを背負って生きて、そして家族を作り、その中でトラウマを再演をしてしまっている状況が考えられます。そしてパートナー同士で問題を抱えたりする中で、更に苦しみがますます増幅させてしまっている。

 

その中ような上の世代から落とし込まれたトラウマの家族の中で、幼少期を経て成長していくという事は、親自身が子供の頃から抱えていた苦しみを子供が背負わされてしまうという事があるように感じます。

 

その場合、自分自身が抱える苦しみは、もしかしたら親自身が幼少期から抱えていた苦しみや怒りだったりする事もあるように思います。それを背負わされてしまっている。

 

つまり機能不全家族の中で生きて来られる経過で、時に「親」という限界(壁)を突きつけられてしまうように感じます。親自身が小さい頃から背負ってきた累積されたトラウマの苦しみ。それを子供が背負わされてしまう。そしてそれがあたかも「生きづらさ」としてご自分の問題として背負ってしまう。

 

そのような背景があるので「自由になりたい」って思っても、自分自身の属性として捉えてしまった場合、なかなか回復が難しいようにも感じます。

 

「親」と「子」の関係性を見つめ境界線を整理して行く。

親の抱えてきた苦しみは、本来子供が背追い込む必要は無いもの。

 

トラウマの問題の中核は、トラウマの苦しみに執着させられて、その怒りや恨みに囚われてしまうという事かもしれません。それを抱え続ける事によって、トラウマによる再演によって現在の人間関係において破壊が繰り返されてしまう。そして恨みを抱える事によって、人生が孤独になってしまう。

 

過去を手放していく事で、この負のサイクルから脱していく事が出来るのですよね。一体感と調和の無意識の世界を生きられるようになるのですよね。

 

親の抱えていた幻想の世界から解放され、目の前の現実が見えてくる。そしてその世界で自由に生きていく事が出来るようになるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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